55ドライブ -楽しいドライブコースから始まる、魅惑のカーライフ-

新型スポーツカー情報、ドライブコースや抜け道、おすすめレーダー探知機といったカー用品を紹介する、クルマをとにかく楽しむためのサイト!

エコカー嫌いによる、トヨタ・アクアの試乗レポート!ワインディングでも本気で評価(笑)

      2016/03/01

スポンサーリンク


エコカー嫌いが、本気で試乗してレンタカーも乗って評価しますw

ネタ切れ気味になると登場する試乗シリーズ、今度はハイブリッドカーの登場です!(笑)

11231998_688531774586147_466821955_o

走り好きにとって、燃費走行を意識しているのか今ひとつ交通の流れに乗れていないプリウスが目に付くので、あまり良い印象のないハイブリッドカーですが…。

「アンチ・エコカーのクルマ好きが乗るとどう感じるか」という観点から、バッサリ斬りたいと思います(笑)

スポンサーリンク

走行性能

意外と高めのコーナリング性能

いきなり叩くのかと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが…実は違います(笑)

僕は旅行で2回アクアをレンタカーとして借りたことがあり、ガッツリとワインディングを走ったこともあります。
そこで感じたのは、意外とコーナリング性能が悪くないこと。

LR4-2151

もちろんサスペンションは柔らかいのでしっかりロールしますし、タイヤもエコタイヤなのでグリップは期待できません。

しかし、ちょっと気合を入れたコーナリングをすると、フロントが思いのほか踏ん張り、結果としてリアが徐々に流れる形となり、意外と気持ちの良い曲がり方をしてくれます。あからさまなアンダーステアが出るようなクルマとはひと味違います。フロア下に重いバッテリーを積んでいることによる低重心が、一役買っているのかもしれません。

一方で、段差を乗り越える時などの跳ね方は、ちょっとドタドタします。

またエンジン始動直後、暖機運転中のアイドリングによる振動なんかは大きく、フロアも共振しています。
走る上では悪くない足回りですが、不快振動の抑制という意味では、「コンパクトカーだし、こんなもんか」と感じます。

ハイブリッドカーならではの出足

ハイブリッドと言えば、モーターアシスト。

本来は燃費改善のための技術ですが、信号ダッシュや坂道発進にも威力を発揮します。
もちろん大排気量車のようなトルク感ではありませんが、アクアに乗った後に1.3Lクラスのコンパクトカーに乗ると、明確にその違いを感じることができます。

停止状態からアクセルを踏み込んだときのダッシュ力は、1.8Lクラスのクルマにも引けを取らないと思います。

エンジンフィールは雑

このクラスのクルマにフィーリング云々を求めることは間違っているでしょうが、このエンジンに気持ちよさは一切ありません。

モーター走行からエンジン走行に切り替わった瞬間、「グワ~~ン」という安っぽいエンジンサウンドが聞こえてきます。
回転数を上げていったところでトルクが盛り上がるわけでもなく、一般的な巡航だけのために作られたクルマであることが分かります。

最新のハイブリッドシステムは進化している?

アクアは2代目プリウスのハイブリッドシステムをベースとしているため、プリウスと比較すると1世代前のシステムを積んでいることになります。

最新型のプリウスでは走りのスムーズさや力強さ、制御のシームレスさは改善されているようです。とはいえ、僕のように初めて乗るハイブリッド車がアクアという方であれば、ガソリン車との違いは明確に感じ取ることができると思います。

驚異の燃費!ワインディングを攻めてもリッター20km!

さすがハイブリッドカー、渋滞や市街地走行に強いだけかと思いきや、がっつりとワインディングを走ってもリッター20kmという燃費を叩き出しました!

燃費を特に意識することなく空調やナビも普通に使って、夏でリッター23km前後、冬場に乗ったときでもリッター18km前後です。

メーターに表示されるECOメーターのおかげで(?)、エンジンに頼らない走りをしてみよう…とやっぱり思っちゃったりするわけで(笑)、そうやってエコ運転を意識すればリッター25kmくらいまでは普通に伸びます。

ですが、さすがにカタログ燃費のリッター37kmは言いすぎではないかと感じます。
それでも、ガソリン車との違いは歴然ですね。

インテリア

乗り心地は案外悪くない

運転席

一昔前の国産コンパクトカーといえば、商用車かと思うようなチャチなシート、コストをかけていない足回りとの組み合わせですぐ疲れてしまいましたが、最近はずいぶん良くなりました。

11227249_688531784586146_1286585903_o

アクアも例外ではなく、普段からレカロシートに乗り慣れている僕が200kmほどのドライブをしても、「シートのせいで疲れた!」というような感触はありませんでした。前述の不快振動はあるにせよ、舗装の悪くない市街地の巡航時などは快適です。

一方で、アームレストが短すぎ、運転姿勢を取ったときにアームレストとして十分に機能しきれていなかったり、後ろの人の足元に余裕のある状態では、助手席の乗り降りの際にグローブボックス端に足をぶつけやすかったりと、あと少しの工夫や気配りが欲しかったと感じました。

後部座席

車高は低く、特にリアに向かうにつれてなだらかにルーフが下がっていくデザイン。

見るからに後部座席は窮屈そうですし、後方視界は悪そうです。
しかし実際に乗ってみるとそのような心配は払拭されます。

身長177㎝の僕が座っても頭が当たるほどではありませんし、前席をよほど後ろに下げなければ、後席の膝周りに余裕が残っています。

11181978_688531801252811_988939257_o

ルーフが低いにもかかわらず、頭上に余裕が残るカラクリはリアシートの座面にあります。

リアシートを見てみると、座面がクッキリとくぼんでいます。
そのおかげで頭上に余裕ができるだけでなく、このクラスの国産コンパクトカーとしてはかなりホールド性も高く感じます。

11221024_688531834586141_1703630115_o

一方で、後部座席に座った際に、バッテリーによる膨らみが足のふくらはぎに当たることがあり、気になる方もいらっしゃるかもしれません。

工夫された収納スペース

収納スペースの充実度はさすが国産車、素晴しいです。
明らかにワンサイズ大きいはずのルノー・ルーテシアの収納スペースの無さを知っていると、この差は一体何なんだと驚かされます(笑)

11122340_688532854586039_2000817769_n

アクアの収納スペースはピッタリ・ジャストサイズ!と思える部分が多いです。

具体的には…

  • グローブボックス上のスペースにはボックスティッシュ
  • ドアポケットにはペットボトル
  • ステアリングの裏側の収納には、レー探やオーディオのリモコン
  • そこにピッタリ装着できるスマホホルダー(社外品)…などなど。

11251466_688532374586087_908861583_n

弱点を挙げるとすれば、リアシートを倒してもフラットにならないことでしょうか。これは床下にバッテリーを搭載している関係上、仕方がない部分です。

普段遣いにおいてラゲッジスペースに不満を感じることは全くないでしょうが、ギリギリまで詰め込むような局面だと、フィットやデミオには敵いません。

エクステリア

国産コンパクトでは、なかなかレベルの高いデザイン

欧州車びいきの僕ですが、実はアクアのデザインって結構好きだったりします。

最新のトヨタ車に多いバッテン顔のような不自然さもなく、それでいてそこそこシャープでスポーティさすら感じるボディライン。フロントはプジョー207/先代308のような顔つき、リアは多少野暮ったいですが、一昔前のボルボあたりにはありそうなデザインです。

ちょっとエアロを付けてあげたりすると、これがなかなかカッコいい…。
それに見合うほどの走りは、残念ながら手に入りませんけどね^^;

見た目の割に、居住性は良い

インテリアの項に書いたとおり、室内空間は必要充分な広さです。
このデザインで、しっかりと実用性を両立できているのは立派です。

洗車がしやすい

アクアのデザインは、グリルもシンプルですし、車高も高くなく、非常に洗車がしやすいデザインです。
ただし、ハッチバックな上に空力性能を意識したボディ形状なので、リアに空気が流れる結果、リアが汚れやすい傾向にあります。

安全性:決して低くはないが、1世代前のレベル

決して安全装備が少ないという意味ではありませんが、自動ブレーキの設定がありません。

各社がこぞって自動ブレーキを採用する中、アクアにはオプション設定もされていません。カローラですらマイナーチェンジで「トヨタ・セーフティセンスC」採用されているので、ここには明確な格差があります。

もっとも、自動ブレーキも完璧な存在ではないので、個人的には「無くても良いけど、無いよりはマシ」程度だと考えています。

一方で、このクラスのコンパクトカーではオプションとなってしまうサイドエアバッグやサイドカーテンシールドエアバッグが標準装備となる点は評価できます。
ガソリン車よりも価格帯は上なので、このあたりで差別化しているのでしょうか。

VSC(横滑り防止装置)やTCS(トラクションコントロール)などの電子制御システムは全車標準装備となっており、ようやくアクティブセーフティの面でも欧州車の安全基準に追い付いた感じがします。

ライバルはフィットハイブリッドとデミオ

この2台のライバル車、クルマの出来としてはアクアよりも上だと思います。

ただ、アクアの特徴は安定と安心…まさにトヨタ車。
その安定感からやはり人気で、結果として下取り価格も高く、社外パーツも多いというのは大きな魅力です。

フィットハイブリッドの良さ

トランスミッションがCVTではなく、ツインクラッチ式の2ペダルMTであるDCTを搭載している点が最大の特徴です。

もちろんクラッチ操作は不要で、AT限定免許でも運転可能ですが、エンジンパワーを無駄にせず、ダイレクトな変速を実現するDCTは、決してハイパワーではないハイブリッド車のパワーを無駄なく効率的に動力に変換します。

ただ、リコールが続いているので、信頼や安心感という面では見劣りがしますね。

デミオ(クリーンディーゼル)の良さ

デミオと言ってもガソリン仕様ではなく、クリーンディーゼル「SKYACTIV-D」を搭載する、XD。

走行性能や運転の楽しさという点では、国産メーカーでトップとも称される新生マツダのクオリティは、デミオでも実現されています。
通好みの6速マニュアル仕様も用意されており、自分の運転技術で燃費を引き出すというコアな楽しみ方も可能になっています(笑)

おすすめグレード&オプション

なんだかんだ言ってもアクア最大の特徴はコンパクトなハイブリッド車。
最優先されるのは「経済性」ですよね。

ベースグレードの「L」だとリアワイパーが無かったり、プライバシーガラスが無かったりと、かなりベーシックな装備も削られているので、中間グレードの「S」をオススメします。

メーカーオプション

メーカーオプションは、スマートキーが装備される「スマートエントリーパッケージ」(55,080円)と、バックカメラやステアリングスイッチなどがセットになった「ナビレディパッケージ」(43,200円)です。

また、アクアならではのオプションとして、「アドバンスディスプレイパッケージ」があります(43,200円)。

これは、エコジャッジやエコウォレットなど、ゲーム感覚でエコ運転を支援するという機能で、ハイブリッド車ならではの面白さはありますが…楽しいのは最初だけですよ(笑) 最初のちょっとしたエンターテイメントとして、4万円出せるという方はどうぞ(笑)

カーナビ

カーナビはメーカーオプションのナビは無く、販売店オプションのナビのみになります。
そんな販売店オプションのナビも4種類しかなく、社外品で専用設計品も含めて多くのナビの選択肢があるので、そちらを選ぶのが正解です。

フォグランプ

フォグランプは「LEDヘッドライトパッケージ」を選ばないと装着されません。
フォグランプを後付けするのは何かと手間ですから、販売店オプションで付けておくのがオススメです(3万円弱)。

燃費で車両価格の差は埋まるのか!?

エコカーで必ず話題になるのが、「割高の車両価格の元は取れるのか」という議論。

おすすめのグレード「S」は189万円と、安全装備に多少の古さは感じるものの、装備を考えれば充分お得なクルマです。とはいえ、コンパクトカーとしては割高なのも事実で、本当にハイブリッドが必要なのかはよく考えた方がいいでしょう。

hybrid

また、新古車を見つけることができれば、納期は一気に短縮・価格もグッと低い1台に出会えることがあります。

こちらのサイトでメーカー・車種名を入力し、備考欄に「新古車希望」と書いておけば、一般の中古車サイトに掲載される前の非公開情報から、新古車を探してもらうことができますよ。

車探しの専門家が、ご予算や条件に合わせたあなたにピッタリの車をご提案【ズバット車販売】

同等クラス:ヴィッツの1.5Lモデルと比較

同クラスのトヨタのコンパクトカーとして、ヴィッツの1.5L仕様を考えてみます。

  • ヴィッツの「1.5U」グレードに、アクア「S」とほぼ同じ装備になるようにオプションを設定すると車両本体価格は174万円。アクア「S」との価格差は15万円。
  • ヴィッツのカタログ燃費は21.2km/L、アクアは37km/L。
  • レギュラーガソリンが130円/Lだとすると、1kmあたりのガソリン代はヴィッツが6.1円、アクアは3.5円、その差は2.6円。

→150,000円÷2.6円/km=57,692kmとなります。

年間1万km走行で5~6年ですから、まぁこのクラスのクルマとしては、長期間乗っていると言っていいでしょう。ヴィッツより下取りは有利でしょうが、5年で5万kmのラインを突破しているので、それほど大きな価格差にはなりません。

2~3年で手放す場合は下取り金額の差でトントンになる可能性はありますが、「6年以上乗らないと元取れない」と考えて間違いないと思います。

下位クラス:パッソやマーチと比較

もし、もっと安いクルマ…たとえばパッソあたりと比較するとどうでしょう?

車両価格が130万円だとすると差額は60万円、カタログ燃費は22.5km/L→1kmあたりの価格は5.8円→差額は2.3円、距離にして26万kmとなり、とても元は取れない計算になります。

パッソやマーチで充分だという方が、ハイブリッド車の経済性に期待して買ってしまうと、まったく元は取れません。

まとめ

結局のところ、クルマとしてはそれほど尖った性能は持っておらず、経済性という意味でも数年かけて元を取れるかどうかというレベルで、それほどお得なわけでもない。

ですが、大損と言うほどではありませんし、必要充分な性能が備わり、「自分は環境に優しい」と思うこともできる…?(笑) そこにトヨタの安心感が加わるので、買っても失敗にはなりません。

クルマに強いこだわりがなく、新車でコンパクトカーを探しているという方にとっては安定の1台です。

今の愛車を高く売って、購入予算を稼ぎましょう♪

「あと10万あれば、あのオプションに手が届くけど…さすがにこれ以上は無理。」

そう思っているあなた、諦めるのはまだ早い!

ディーラーに下取りなんかに出さずに、一括査定で一番高く買ってくれるお店に売れば良いんです!
ちょこっと手間は増えますけど、それで欲しいオプションが付けられれば、安いもんじゃないですか??

この記事が役に立ったと感じたら
いいねしていただけると励みになります!

記事にする前の最新情報をお届けします

        
レギュラーガソリンも高速料金も割引!高還元のJCBドライバーズプラスカードを徹底解説!車乗る人は必携のクレジットカード♪
    

Comment

  1. エイラ より:

    デミオジーゼルは、日本のコンパクトカーでは、一次元、上の段階です。世界の名だたる名車と渡り合える車です。(走りも外装・内装も)
    アクアと比べないでください。
    加速もアクアを楽においてけぼりにできます。100Km/hまでならBMWやベンツなどにも負けません。

    • たかっか より:

      エイラさん、こんばんは。

      おっしゃっている意味はよ~く分かります。
      僕も今のマツダは国産メーカーで一番だと思ってますし、だからこそ新旧ロードスターも高く評価しています。

      ただですね、クルマ好きには無条件に叩かれがちなアクアですが、僕の感想は「意外と悪くない」というものです。
      また、それほどクルマに興味の無い方からすれば同じ括りに入るクルマですから、このように紹介しています。

    • zi より:

      デミオがいい車なのは間違いありませんが、加速はちょっと言い過ぎな気が….
      フィットハイブリッドの方が0-100Km速いですし

      • たかっか より:

        ziさん、こんにちは。

        こちらは、他の方からいただいてコメントに対するご意見ですね。
        僕としてはこのクラスのクルマ、しかもハイブリッドであれば特にですが、街中でのストップ&ゴーにおける立ち上がりや、急な上り坂でのトルク感が大切になってくると思います。その点、デミオの大トルクは頼りになりますよね。

        0-100km/hは10秒前後じゃないかと思ってますが、この領域で1秒違ったところで大差ないと思うので、個人的にはあまり気にしていません^^;

  2. qua より:

    こんにちは!こちらでは初コメですね 我が愛車をお褒めいただきありがとうございます!
    なかなかいいですよね
    1日300km走っても疲れないし
    いっつも箱根や伊豆スカではギリギリの走行性能で頑張る楽しみも有りますしね(≧∇≦)
    10ヶ月目で早くも53000km
    これは十分 元取れたかな?
    最近はGTIよりアクアにゾッコン?

    • たかっか より:

      どなたかと思えば、quaさんこんばんは(笑)

      フォルクスワーゲン・ゴルフGTI乗りも認める驚異の動力性能、ってことですか!?
      年間6万kmペースとは、尋常じゃないですね!