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先代オーナーによる新型プリウス試乗レポート ~エコカー嫌いが旧型からの進化を徹底検証~

      2016/03/01

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先代プリウスオーナーが新型プリウスに試乗!旧型の不満はほぼ解消!

いよいよ、待望の新型プリウスがデビューしましたね!

クルマがクルマなだけに、新型の登場を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。一方で、「爆発的に売れた3代目プリウスに乗ってみたけど、燃費以外は期待外れだった…」とか「新型、本当に良くなってるの?」と懐疑的な人もいるかもしれません。

そこで今回は、旧型プリウス(30系前期)の元オーナーで、仲間内では辛口試乗記で知られる(?)友達と一緒に試乗してきました。

スポーツカー好き&アンチエコカーの僕と、先代プリウス乗りによる辛口目線で、新型プリウスの進化を徹底レポートしていきます!

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目次-Contents

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旧型の不満点が、新型でどう進化したかを検証

まずは先代プリウスを所有して感じていた欠点が、新型ではどのように進化・改善したのかを見ていきます。

旧型の不満①:インテリアがプラスチッキーで安っぽい

→細かい所までお金をかけて、そこそこ高級感アップ!

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先代プリウスのインテリアはダッシュボードを始め、エコプラスチックがむき出しで、いくら「エコ」と言われても納得ができない部分が多々ありました。しかも、このエコプラスチックは傷と汚れが目立ちやすく、安っぽい見た目を助長していましたね。

それに対して新型では、ダッシュボードの素材はゴツゴツしたプラスチックむき出しの素材は廃止し、少しばかり柔らかく手触りが良い素材に変更されています。

インテリアの随所がプラスチックなのは変わらないのですが、ピアノブラックやホワイトの装飾パネルで上手く質感アップに繋げています。更にはエアコン吹き出し口の所には「PRIUS」のロゴまで施されていて、細部までお金をかけたなぁ…と感心しました。

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ちなみに質感に関して、「ドアの閉まる音まで高級感に拘りました」的なことを謳っていますが、こちらは前のペシン!バシン!よりは「マシになった」というレベルで、メルセデスの「Aクラス」やフォルクスワーゲン「ゴルフ」などの欧州車メーカーのドアみたいな剛性感や重厚感のある音はしません(笑)

旧型の不満②:シートの座り心地が最悪で、もはや拷問レベル

→長距離ドライブもOK♪特に後席は大幅に座り心地改善!

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先代プリウスのシートは本当に酷いレベルのもので、2時間も座っていれば腰が痛くなってきたものでした。見た目以上にホールド性が無く、クッション材も硬く、オーナーの立場であっても家族全員から不評だったそうです。

この事は多くのユーザーから不満があったのでしょう、カタログを見ると新型ではシートの造りの良さもウリの1つになっています。

実際に腰かけてみると、昨年発売されたMIRAIのそれにも負けず劣らずの座り心地です。特に、合成皮革や本革シートのモデルでその快適性を実感できます。(新型でもファブリックシートはまだまだ硬く、イマイチです。)

特に改善されたのは後部席の快適性で、それはシート形状やクッション材の改善によるものです。

また、座ったときの頭上の空間もルーフ形状を工夫することで、先代と同レベルの空間を確保しています。足元にもある程度の余裕があって、後部座席でもそれほど狭苦しい感じはありません。もちろんミニバンなどに比べたら狭いですが、先代プリウスや、アクアの後席などと比べると断然新型プリウスが快適です。

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旧型の不満③:トランクの奥行きがあるのに、高さが低すぎて使いにくい

→トノカバー使用時に関しては、新型になってむしろ悪化したかも…

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先代プリウスのトランクは奥行きの割に高さがなくて(ルーフの傾斜が原因)、意外に使えなかったそうです。リアシートを倒して十分に自転車が積める空間があるのに、いざトランクドアを閉めてみたら閉まらなかった…とか。

新型ではラゲッジフロアがトランク開口部よりも下にくぼんでいて、前よりも高さのあるものを積めるようになったように見えますが…トノカバーを閉めた瞬間にビックリ!

トランク開口部下端からトノカバーの高さまでが先代より明らかに狭くなっています。

トノカバーを使用しないとトランクが丸見えで嫌ですし、かといって荷物の出し入れの度にトノカバーを付け外しするほど、トノカバーの脱着はスムーズではありません。なので、僕なら付けっぱなしで使うことになると思いますが、トノカバー閉めっぱなしだと荷物の出し入れはしにくいです。

さらに、リアシートを倒してもラゲッジルームとリアシート背面に大きな段差が生じます。この点は評価できません。

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「トランクの大きさを重視する方は、プリウスαをどうぞ!」というトヨタの声が聞こえてきそうです(笑)

旧型の不満④:死角が多くて運転しにくい。車幅感覚も掴みにくい

→前方の死角はかなり改善。後方に関しては「ちょっとはマシ」レベル

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先代プリウスでは、Aピラーの太さや角度的にコーナリング時にはそれなりに気を遣いましたし、フロントボンネットはほぼ見えず、車幅感覚が非常に掴みにくかったとのこと。

後方死角もCピラーが太い為、左斜め後ろも含めて、特に車線変更には気を遣ったものですし、クルマが隠れていてヒヤッとしたことが何度かあったそうです。プリウス乗りだった友人のご家族も同じように感じていたそうで、お母様に至ってはプリウスになって以来、一度もそのハンドルを握ろうとしなかったとのことです。

それに対して新型ではAピラー付け根付近の形状が工夫され、コーナリング時にそれほど気を遣う感じはなく、ドライビングポジションの見直しもあって、前進する時に関しては運転のしにくさはありませんでした。ボンネットもわずかながら見えるので、セダンのような運転のしやすさとは言えないものの、問題ないレベルです。友達も、不思議と運転しづらさを感じるシーンは激減し、車幅感覚も掴みやすくなったと言っています。

一方で、後方視界に関してはまだまだ死角が多く、先代よりはマシだということですが、結構気を遣うことになるでしょう。

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ただ、一部グレードに設定される「ブラインドスポットモニター」によりこの欠点はある程度カバーできます。隣の車線を走るクルマが自車の死角に入った時、ドアミラーのインジケーターが点滅して教えてくれますので、車線変更で必要以上に気を遣うことはありません。

旧型の不満⑤:走りが楽しくない・乗り心地が悪い・操作系に違和感

→ハイブリッドカー特有の不自然さはかなり減り、乗り心地は格段に良くなった!

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先代プリウスの走りは、ドライバーの入力に対して全てが制御されている感じがあったそうで、運転好き&ハンドリングフェチな友人は不満爆発していました(笑)

たしかに僕がレンタカーで乗ったときにも、ボディの剛性感は不満でしたし、路面の凹凸に対してドシドシと来るショックも不満。例えばレクサス「IS」のガソリン車とハイブリッド車を比べても、やはりハイブリッドモデルではドシドシした足の動きは否めず、ハイブリッド車は仕組み上こういう足の動きになってしまうものだと思っていました。

一方で、新型では制御されている感は随分と改善され、まだその感覚が消滅したとは言えないものの、運転のつまらなさは減った様に感じます。

それは「エコモード」であっても、アクセル操作に対してそれなりにしっかり反応してくれるようになったことや、先代同様にヌメッとしたステアリングフィールではあるものの、若干ドライバーの意図に沿ってくれるようになったことから感じられました。軽やかな走りを更に気持ち良くしてくれます。

また、先代ではカックンブレーキになりがちだったブレーキの反応もかなり自然になりました。

劇的な進化は、足回りの路面追従性と、ドシドシ感が無くなった事です。

これはトヨタが新型プリウスから採用し始めた「TNGA」プラットフォームの恩恵が大きいのだと思います。しっかりと剛性のあるプラットフォームやボディがあるからこそ、振動の問題が解決されるんですね。

さらに、リアサスペンションにダブルウィッシュボーンが採用されている点は、スポーツカー好きとして見逃せないポイントです♪

旧型の不満⑥:アイドリング時・エンジン始動時の振動が不快

→どちらも劇的に進化し、特に静粛性が大幅アップしました。

先代プリウスで友達がかなり気にしていたのが、エンジンがアイドリングしている時の「ブーン」という振動。

ハイブリッドシステムを起動させた際や、バッテリー残量が無い時にエンジンがアイドリングするわけですが、その時にフロアがブーンというエンジン音と共振し、かなり不快でした。

新型でもエンジンは必要に応じてアイドリングするのですが、不快な微震が身体に伝わることはありませんでしたし、静粛性もアイドリング時・走行時ともに大きく改善されています。

一般ユーザー目線で見る、新型プリウスの装備と特徴

先代プリウスとの比較はこれぐらいにして、ここからは純粋に新型プリウスの特徴を見ていきましょう。

なんてったって超人気車であり、数多くのレポート記事がすでに出回っていますから、ここではできる限り雑誌や自動車評論家とは違った目線で説明していきたいと思います。

優れた安全装備:新型クラウンに匹敵する充実度!

当然のように最新のトヨタ車で用意されている安全装備が装備され、新型のクラウンで採用された安全装備までもがプリウスでも装備できるようになりました。

  • プリクラッシュセーフティシステム(自動ブレーキ):
    ミリ波レーダー+単眼カメラで精度アップ
  • トヨタ セーフティセンスC:
    車線逸脱防止・オートマチックハイビーム・レーダークルーズコントロール(停止までできる全車速追従機能つき)
    (中級グレード以上に標準装備、その他は86,400円のメーカーオプション)
  • ITSコネクト:
    車と車・車と道路で通信する機能を用いた安全システム。
    (全グレードでメーカーオプション)
    ※まだ対応車・対応道路も少ないので、個人的には魅力を感じませんが^^;
  • その他安全装備:
    クリアランスソナー(内輪差の巻き込み対応)・ブラインドスポットモニター・インテリジェントパーキングアシスト(自動駐車)
    (中級グレード以上に標準装備)

気になる燃費は試乗車で15.8km/L、グレードによる電池の違いは気にならない。

新型プリウスではカタログ燃費が最も優れているグレードで40.8km/L、売れ筋グレードのFFで37.2km/Lと、先代の38km/L(売れ筋で35.5km/L)よりも約3km/L程アップしています。

販売店の試乗ではそこまでの燃費が出せるのか分かりませんでしたが、街中のチョイ乗り試乗では15.8km/Lという結果でした。

試乗中にパワーモードを試していながらも、だんだんとディスプレイ上の燃費数値は伸びていましたから、実際はもっと上になるはずです。先代プリウスを借りて乗っていたときは、街乗り使用で18~24km/Lくらいでしたから、新型ではコンスタントに20km/Lは超えてくるのではないかと思っています。

また今回の新型プリウスから従来のニッケル水素電池に加え、リチウムイオン電池のモデルが登場しました。

具体的にはAグレード系とEグレードがそれに該当するのですが、ニッケル水素電池を採用するSグレードと、リチウムイオン電池を採用するAグレードと燃費の差はカタログ上なく、実際に乗り比べても分かりませんでした。ハッキリ言って、この違いはユーザーとして気にする必要はありません。

サンルーフ、レザーシート、4WDなど、選べる幅が広がった

先代ではグレード構成は主に6グレード(30系前期発売時)とシンプルなもので、全てFF、レザーシートは最上級グレードのみ、ムーンルーフが選べるのも2グレードのみとなっていました。

それに対して、新型では7グレードがあり、最廉価グレード以外では全て4WDが選べます。また7グレード中4グレードでは合成皮革または本革シートが選べ、ムーンルーフも3グレードで選択可能、グレードによってはパワーシートも装備。

装備の充実に加え、快適性の大幅アップもあり、クラウンのような上級車からの乗り換えでも満足できるものであると言えます。

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レーダー探知機やオーディオに要注意!DLC3(≒OBD2)コネクタ使えません

ネットでも結構出回っている情報ですが、セキュリティ機能向上のため、市販のレーダー探知機やカーナビなどをDLC3(≒OBD2)コネクタに接続して取り付けても動きません。

オーディオについては、フロントドア内にエアバッグ用の圧力センサーが入っているため、スピーカー交換やデッドニングがNGとされていましたが、スピーカー交換については取り付けキットが発売されました。

詳しくは購入の際に販売店に確認して頂きたいですが、レーダー探知機はシガーソケットやヒューズから電源を取るとしても、オーディオにこだわりたい方には、対応策が見つかるまでの間はこれだけで一発アウトなクルマですね。

新型プリウスおすすめグレード、値引きと納期

オススメグレード:A プレミアム(3,107,455円)

新型プリウスはEグレード(2,429,018円)からありますが、これは宣伝用の燃費と価格を打ち出すために用意されたグレードで、商用車にはアリですが、実際の乗用車向けグレードはSグレード(2,479,091円)以上となります。

その中でも僕が買うならば、「A プレミアム(3,107,455円)」です。

  • 快適性重視で、ツーリングセレクションとファブリックシートのモデルは除外(後述します)
  • トヨタ セーフティセンスPや、その他安全装置が標準装備
  • 電動パワーシートや、100Vのコンセントも標準装備

ファブリックシートと17インチホイールはオススメしない

前半にも書いたとおり、合成皮革あるいは本革のシートのモデルの方が快適性は高いです。ファブリックシートも先代よりはマシですが、クッション材が硬く、あまり乗り心地はよくありません。

また、17インチアルミホイールを履く「ツーリングセレクション」系のグレードはどうしてもゴツゴツした衝撃が来るので、乗り心地重視の方にはオススメしません。

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17インチの方が15インチよりも明らかにスタイリッシュなのですが、2インチの差で乗り心地が大きく変わります。

今回、15インチと17インチのホイールのモデルを乗り比べましたが、断然15インチホイールのモデルの方が乗り心地は良いです。車高調やダウンサスを付けたクルマに乗っていた方ならば気にならないとは思いますが、そうでない方や乗り心地重視な方は15インチホイールのモデルがおススメです。

オススメオプション:ナビレディセット(32,400円)、予算380万円

オススメのオプションは、バックモニターとステアリングスイッチがセットになった「ナビレディセット(32,400円)」です。これ以外に「A プレミアム」となると付けるべきオプションは特に無し。

ナビに関しては、メーカーオプションナビはなく、全て販売店装着オプションのモデルのみとなります。社外ナビを入れるのもアリですが、当面はDLC3(≒OBD2)コネクタに接続不可なのはお忘れなく。

Aプレミアム+ナビレディセットにディーラーオプションで一番高価なナビを付け、フロアマットやバイザーを含めると、諸費用込みで約380万円です。

値引き約10万円、納期は来年の5月上旬(12/20現在)

僕が販売店を訪れた2015年12月の新型プリウス発売直後では、値引きは10万円弱と言われました。

「後はウチの方で下取りやらせてもらえれば、下取り額で頑張ります。」とのことでした。

納期も今契約して来年のゴールデンウィーク前くらいとのことで、約4~5か月待ちとなりそうです。

ただしグレードによって納期の差はあるようで、Sグレードの方がAグレードよりも納期が若干早いと聞きました。

また、新古車を見つけることができれば、納期は一気に短縮・価格もグッと低い1台に出会えることがあります。

こちらのサイトでメーカー・車種名を入力し、備考欄に「新古車希望」と書いておけば、一般の中古車サイトに掲載される前の非公開情報から、新古車を探してもらうことができますよ。

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まとめ:新型プリウスは旧型の不満を解消したおすすめの1台!

ここまで色々と書いてきましたが、やはり先代オーナーの目線で見ても、不満点がほぼ解消されていて、気になる1台とのこと。エコカー嫌いの僕にとっても、それほどイヤな感じはなく、意外と嫌いじゃなかったアクアよりも好きな1台になりました。

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サクッとまとめると、この3つの理由から高評価となっています…やはり先代からの進化が大きいですね。

  • インテリアの質感の大幅向上
  • 快適性、動的基本性能の大幅な向上
  • 安全装備の充実

最後に辛口の先代プリウスオーナーから一言

納期が長く値引きも少ないプリウスですが、先代プリウスでも燃費は非常によく買って損は無いクルマでした。

一方で乗り心地や走行性能などに関して不満があり、「プリウスは燃費で全てを割り切る(実際に割り切れたし…)クルマ」と勝手に結論付けて、自分は二度とハイブリッドカーに乗ることはないだろうと思っていました。

ところがドッコイ!!新型プリウスに試乗したら、「これならアリだな…いや、欲しいな」と思ってしまった自分が(笑)

先代プリウスを期待して買うも、燃費以外はダメダメ…と買い替えてしまったユーザーが私以外にもいるという話も聞いたことがありますが、そんな30系プリウスから乗り換えても大満足、初めてプリウスに乗る人ならば感動すらできる新型プリウスなのでした。

ちょっとでも値引きを大きくしたいと思うなら、今の愛車をズバット車買取比較あたりで査定すれば下取りよりも高く売れるので、手が届くようになるかもしれませんよ?

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