今回の3分ワインディングは、静岡県にある長尾峠。
ちょうどコースの中間点で、タイトコーナーが連続する区間と、ストレート主体の区間にスパッと分けられる、一粒で二度美味しいタイプのワインディングです。
もちろん頭文字Dにも登場していて、MR-Sとかハチロクみたいな車なら、結構楽しめる道ですね。
Googleマップ&アクセス
そんな長尾峠は県道401号線の途中にある、全長7kmのワインディング。
箱根スカイラインの終点、または箱根と御殿場を結ぶ国道138号線から入っていくことができます。
というか、県道401号線が国道138号線の旧道です。
走ってみるとこんな峠
そんなわけで、昔は国道として使われていただけに道幅はそれなりに広くて、最も狭い部分でもギリギリすれ違いできますね。
最初にもお話ししたとおり、箱根側の3kmはタイトコーナーの連続で、センターラインもあるけど消えているのか、元々ないのか、よく分からない、うやむやな感じです。
そこそこ道幅はあるので攻めたくもなるんですけど、カーブミラーが少なくて対向車を見つけにくいですから、大人の走りでお願いします。
決して交通量は多くありませんが、箱根スカイラインと御殿場を結ぶ最短ルートなので、観光バスが走っていることもあります。
充分気を付けましょう。
長尾峠の中間点にある「しるこや」を過ぎると、そこからはストレートが多くなってきます。
この御殿場側の区間はセンターラインも引かれていますが、今度は路面が悪めで、相変わらずカーブミラーも少ないので、ほどほどにしておきましょう。
終点にあたる国道138号線との交差点の手前には、整備された駐車場があって、天気が良ければでっかく富士山が見えるので、立ち寄ることをおすすめします。
峠グルメ?w
長尾峠のグルメで外せないのが、頭文字Dの集合場所にもなっている、富士見茶屋。
ちょっと見にくいんですけど、この画面の左側にある建物です。
実は食べたことはないんですけど、笑っちゃうぐらい商魂たくましいんですよ。
まず、道から見えるところには、この先、当分食事処なし(30~40分)と書いてあります。実際は、15分走ればレストランやスーパー銭湯があります。
で、駐車場に車を進めると、今度は駐車のみやUターンの場合は1000円いただきます、とか書いてあるんですよ。
前に箱根スカイラインを走っていた時、ナビの調子が悪くなって、いったん富士見茶屋の駐車場で設定しようと思ったんですね。
そしたら、そんな看板が見えたので、停めずにバックして出ようとしたんです。
すると、そのわずか5秒ぐらいの間に店のおばちゃんが叫びながら飛び出してきたのにはびっくりしましたね~。駐車もUターンもしていないので、そのまま逃げましたけど(笑)
これで、ここに限らず、峠の茶屋のイメージが凄く悪くなりました。