今回の3分ワインディングは、碓氷峠。
軽井沢に向かうための峠として、クルマ好きだけでなく鉄道好きにも有名な碓氷峠。
軽井沢に行くのに手前で高速を降りて、わざわざ碓氷峠を駆け抜けて同乗者からひんしゅくを買ったことがあるのは僕だけではないはず!
Googleマップ&アクセス
そんな碓氷峠は、国道18号線・中山道の一部で、JR横川駅の先から軽井沢駅までを結ぶ全長11kmのワインディングです。
今では少し南側に碓氷バイパスが開通していて、碓氷峠や軽井沢の中心部を避けて長野方面に向かうことができるので、大型トラックなんかが碓氷峠に入ってくることはまずありません。
ただ、かつて碓氷峠には鉄道も走っていて、鉄道遺産として観光スポットになっているので観光客は結構います。
最寄の高速インターは上信越道の松井田妙義インターなので、ドライブ目的で来るなら妙義山とセットで走るのが鉄板です。
走ってみるとこんな峠
碓氷峠最大の特徴は、とにかくコーナーが多いこと。この11kmの中にあるコーナー数は実に184カ所。
これがどれぐらいの数字かというと、いろは坂の下りが5kmの間に28カ所、ニュルブルクリンク北コースが20kmの中に172カ所ですから、まぁとんでもなく多いってことです。
特に碓氷峠の東側半分に至っては、直線区間は皆無と言ってもいいでしょう。
そしてもうひとつの特徴が、山の麓を縫って走っているのでアップダウンがほとんどないこと。これだけクネクネした峠なのに、アップダウンがないというのもまた珍しいです。坂が急すぎて苦労した鉄道とは対照的ですね。
道は全線2車線で舗装も結構キレイなんですが、なんかちょっと走りにくさを感じるんですよね~。
路肩が狭くてガードレールが近いのかもしれません…。あくまで僕の感覚的な印象です。
あと、一部キャッツアイがついている区間もあります。
今回は8月上旬の平日に走っていますが、夏休み中ということで観光客もちらほらいました。鉄道遺産以外の場所でもたまに歩行者が歩いていたので気を付けて走りましょう。
峠グルメ
今回の峠グルメは、碓氷峠と言えばこれしかない。
横川駅の峠の釜めしです!
本店は横川駅前にあるんですが、国道18号線沿いに大きなドライブインがあるので気軽に寄ることができます。ちなみに上信越道の碓井軽井沢インターの前や、横川サービスエリアにもお店があります。
そして、カフェコーナーに見える「上州名物・焼きまんじゅう味噌ソフト」。グンマーの神秘という感じがしますが、一体どんなものなのか非常に気になります…。
まとめ
日本を代表する観光地のすぐ横にあるということで、かなり行きやすい碓氷峠。
一緒に乗ってる人に怒られないようにする工夫は必要ですが、クルマ好きが碓氷峠をスルーして高速で軽井沢に乗り付けてしまうのはもったいないので、是非行ってみてください。