NDロードスターがいよいよ発売開始!
5/9(土)頃より、各地のマツダディーラーに実車が入り始め、発売間近と言われていましたが、5/20(水)に発売直前の記者会見、そして5/21(木)に発売となりました!
先行商談予約の際は6月頃と言われていましたが、前倒しになりましたね♪
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マツダのSKYACTIV搭載車の1台として、無料モニターサービスの対象車種にロードスターが加わりました!
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実際にキャンペーンを利用して、たっぷりNDロードスターを満喫してきました♪
価格は249万円から
先行商談予約受付の開始時に、新型ロードスターのグレード構成や価格が明らかになりました!
主要スペックも明らかに
今回の発表で、これまで大まかにしか分からなかった諸元が全て明らかになりました。
「ND5RC」というのが、NDロードスターの型式名になるんですね♪
NDとNAのエンジンスペック比較
ロードスターファンの方はお気付きになったかもしれません。
実は、エンジンスペックが初代ロードスターの1.8Lモデルとほぼ同じ!
ND | NA | |
---|---|---|
エンジン名 | SKYACTIV-G | BP-ZE |
排気量 | 1,496cc | 1,839cc |
圧縮比 | 13 | 9 |
最高出力 | 131ps/7,000rpm | 130ps/6,500rpm |
最大トルク | 15.3kgm/4,800rpm | 16.0kgm/4,500rpm |
NDとNAのサイズ&重量を比較
主要寸法や車重もかなり近いものとなっています!
ND | NA | 差 | |
---|---|---|---|
全長(mm) | 3,915 | 3,955 | -40 |
全幅(mm) | 1,735 | 1,675 | +60 |
全高(mm) | 1,235 | 1,235 | ±0 |
ホイールベース | 2,310 | 2,265 | +45 |
重量(kg) | 990 | 1,000 | -10 |
これは期待が高まるばかり!
このご時世で、パワーを敢えて抑えて気軽に乗ることができて、しかも内外装のデザインは2015年の最先端を行くスポーツカーが発売されるなんて嬉しくてたまらないですね!
先行商談予約した方の納車日は5月下旬から
沖縄にあるロードスター専門レンタカーの58ドライブさんのブログによると、3/21朝に先行商談予約を完了させ、商談初日の4/4に成約したSpecial Package車は、5/18に生産予定、沖縄に運ばれて5月下旬~6月上旬の納車と、連絡があったそうです。
※ちなみに58ドライブさん、沖縄の国道58号線が名前の由来かと思いますが、姉妹サイトではありませんし、あちらが先輩です^^;
年末年始に沖縄旅行に行った際、こちらのNCロードスターを楽しませていただきました(笑)
ND予約受付開始の今、NAロドを探す5つの理由→というか、買いましたw
そんな中、単純に250万円も用意できない僕は、初代ユーノスロードスターの購入を検討していたりします(笑)
出典:autobild.de
というか、2015年4月15日、本当にNAロードスターを購入しました!(笑)
初代ロードスター(NA型)について
- 1989年:デビュー
まずは1.6Lエンジンを搭載したNA6CEとして登場。 - 1993年:マイナーチェンジ
1.8L化されNA8C(通称シリーズ1)に進化。
ただ、若干モッサリしたクルマになってしまう。 - 1995年:マイナーチェンジ
ECUの改良やファイナルギアの変更で復活を果たす(通称シリーズ2) - 1998年:NB型にモデルチェンジ
古さはダイレクト感につながる
1989年にデビューしたということは、もう25年前、つまり四半世紀以上前のクルマです。
今となっては軽自動車にすら標準装備のABSやエアバッグも、当時は最先端の技術でありオプション設定。
初期はなんとパワーステアリングすら装備されていませんでした。
しかしエアバッグの無い軽量なステアリング、路面状況をダイレクトに伝えるパワステレスの組み合わせは、完全に自分の力だけでクルマを操ることを意味します。
そこに4輪ダブルウィッシュボーンという贅沢な足回りと、小型軽量ボディがもたらす高い運動性能を持ち合わせているわけですから、楽しくないはずがありません。
NDロードスターは素晴らしいクルマだと思いますが、現代の市販車でユーノスロードスターのようなダイレクト感を味わえるクルマはほとんどありません。
鋭いコーナリング性能はNDすら上回る!?
歴代で最もコンパクトと表現されるNDですが、全長はたしかにNAよりも短いものの、ホイールベースはNAの方が短く、車幅もNAの方が狭いです。
つまり、クイックな小回りをする場面に限って言えば、NDよりもNAの方が得意なんです。
NAロードスターのデビュー当初、初乗りでスピンする人が続出したなんて言う話もあるぐらいなので、クイックなら良いというわけではありませんが、ある程度の技量を持ったドライバーにとっては間違いなく面白いです。
極端な例ですが、僕は友人のN0レース仕様のNAロードスターをちょっとだけ運転したことがあり、ほんの20km/hぐらいで曲がり角を曲がった時、あまりに鋭く曲がったので反射的にカウンターステアを当てました。もちろん、カウンターなんて当てなくてもスピンはしなかったでしょうが、そんな感覚にさせるほどのクルマなんです。
安全性が重要視される今の時代、まさかそんなクルマを作るわけにはいかないでしょうから、NDでは多少安定方向に振った設定にしているのでしょう^^;
ユーノスロードスターを購入してから1ヶ月半経ちましたが、本当に良く曲がるクルマです。
サーキットでコーナリング理論なども実践してきましたが、これまで乗ってきたクルマだと「上手く行くとスパッと曲がる」という感じで成功率は3割ぐらい?だったのが、「突っ込みすぎなければスパッと曲がる!」という感じになり、8割ぐらいはうまく曲がれている気がします。
キビキビ走るクルマが欲しい
そして僕はといえば、キビキビしたクルマに乗りたいんです。
アルファ147も実に気持ちの良いクルマですが、その気持ちよさの主体は「音」。
ツインスパークエンジンとSACLAMマフラーの組み合わせは素晴らしい音を奏で、セレスピードのミスらないシフトダウンによるブリッピングは実に気持ちが良い♪
しかし肝心な走りの方は…、決して悪くは無いのですが、やはり1,330kgの車重とFF車であることから、軽快とは言えません。
無い物ねだりというか…ロードスターはエンジンは平凡なので、また「音が!」とか言い始めるのかもしれませんけど(苦笑)、ここで一度乗っておこうと思ったわけです。
エンジン音は低音主体ではあるものの悪くないですが、やはり回転の上がり方は物足りないですね。5000回転以上になると、回転数の上がり方も鈍くなっていきます。
ですが、やはり軽さはピカイチ!
納車直後は限界も読めずに恐る恐る走らせていましたが、ジムカーナ場での練習を経て、かなり楽しめるようになりました♪
100万円以下で余裕で買える
そんな、今となっては非常に貴重なドライビングマシーンである初代ロードスターですが、さすがに古いので格安で販売されています。
もっとも、もはや旧車の部類なので、その性能を楽しむためには相応のリフレッシュが必要になり、多少のコストもかかりますが、100万円あれば大丈夫でしょう。
20万円ぐらいの個体を満足に走れるレベルに仕上げても100万円、70万円の個体の弱っている部分を修理しても100万円。
それ以上出せば、部分的には新車になっているような1台に巡り会うチャンスだってあります。
見せてもらおうか、世界が認めた性能とやらを!
ロードスターは、「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネス記録を持っています。
そして日本でも、本当にクルマが好きの方々はかなりの確率で経験しているロードスター。
ここでその感覚を味わって、今後のディープなカーライフの糧にしていきたいと思っています^^
ロードスターに興味を持ったなら必読!
上で紹介した、レース仕様のユーノスロードスターに乗っていた友人。
彼は、エンジンヘッドチューンされたNB8C→N0レース仕様 NA8C(写真のクルマ)→N1レース仕様 NA6CEと乗り換えながら富士チャンピオンレースを戦うロド野郎なんですが(笑)、「ロードスター買うなら絶対これ読んでください!」と推薦、いや命令されて思わず購入してしまったのがこちら!(笑)
…やられました。
ここまで開発者の気持ちが本から伝わってくるとは思いませんでした!
ND発売間近の今こそ、初代の開発思想を知ることで、もっと楽しめるのではないでしょうか!?