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【完全ガイド】ニュルブルクリンクの行き方&走り方(グランツーリスモじゃなくて、リアルの話)

      2016/04/04

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飛行機・レンタカー・走行券、そしてホテルに食事…経験談を元に、徹底解説!

今でも最高の思い出のひとつとして鮮明に記憶している、2012年4月22日。
僕は実際にニュルブルクリンクを自ら運転して、走ってきました。

クルマ好きなら一度は憧れ、ニュル24時間耐久レースの舞台としても知られる、ニュルブルクリンク北コース。
実は、ここを走ることのハードルは全然高くありません。

でも、日本でもかなり有名になり、走ったことがある方も結構いらっしゃるようですが、網羅的な旅行ガイドを見たことがありません。

そこで、当時の経験を元に、ニュルブルクリンクを走行するための走行券やレンタカーの情報はもちろん、航空券やホテルの取り方、空港からのアクセス、周辺の食事事情までを網羅した旅行ガイドを書いてみました。

目指すは「ニュルを走るのに必要な情報は全て揃っているサイト」!(笑)
…というわけで、めちゃくちゃ長い記事になりましたので、下の目次を活用していただきながら、ゆっくりとご覧下さい^^;
(画面の右下に、記事トップに戻るためのボタンが薄~く表示されているので、こちらも使ってください♪)

目次-Contents

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まずは、よく聞く不安を解消します!

ニュルに行ったという話をすると、「行きたいけど言葉が…」とか、「楽しそうだけど怖い…」というような反応をされることが多いんです。

実際のところ、普通の海外旅行に行くことができるレベルであれば、問題ないんですけどね~。

なので、よくある質問に一気に答えます♪

ドイツ語分からないし、英語も自信ないけど大丈夫?

大丈夫です!

少なくとも、ドイツ語はまったく分からなくても問題ありません!
ニュルは世界的に有名なサーキットであり、世界中のクルマ好きが集まるところなので、サーキット施設内や周辺のホテルは間違いなく英語が通じます。

そして、英語に自信が無い人もそんな深刻に考える必要はありません。
日本の街中で、外国人に超カタコトの日本語で道を聞かれても、相手の言ってる意味はなんとなく分かりますよね?英語でもまったく同じで、最低限の単語の羅列とジェスチャーで意味は通じるものです。

さらに、今はスマホの通訳アプリや、「旅の指差し会話帳」といった便利な本もあるので、全然心配ないですよ。

そもそも陸続きのヨーロッパ、ドイツ語も英語も普段使わないような人達(ロシア人とかフランス人とか)がたくさん訪れて、楽しんで帰っていくような場所なんですから!

ニュルと言っても、観光地に行く海外旅行です。
英語が話せない=海外旅行に行けない、なんてことはないですよね?

サーキット経験ないし、ライセンスも持ってないけど走れるの?

ニュルを走行するのに必要な資格は、「有効な普通自動車免許」だけ

つまり、国際免許証さえ発行してもらっておけば、他には何の資格もいりません。
国際免許証は、日本の免許を所持していれば、最寄りの免許センターで書類手続のみで即日発行してもらえます。

旅行でニュルに行く場合には、ビジター向けの走行枠(”Touristenfahrten”=直訳すると「旅行者向け走行」)で走るのが一番メジャーな方法で、この走行枠は普通免許さえあれば、誰でも・どんな車でも走れます。

なので、時には観光客を乗せた観光バスが走っていたりしますし、ヘルメットやグローブといった安全装備すら不要です。

ハッキリ言って、僕が日本で走ったことがあるどのサーキットよりも敷居が低かったです(笑)

ビジター向け走行枠で楽しめるの?

楽しいですよ!

先導車なし、全開OK、追い越しOK!
逆走やら(意図的な)ドリフトやらをしなければ、なんでもアリです!

日本のサーキットにありがちな、先導車がいて追い越し禁止で100km/hぐらいしか出さないような「体験走行」とはまったくの別物で、限りなくスポーツ走行に近いです。

その様子は、後ほどご紹介する、僕の走行動画をご覧頂ければよく分かると思います。

車はどうするの?

普通に空港で借りたレンタカーで大丈夫です!
…って、そんなヴィッツやマーチみたいな車じゃつまんないですよね(´д`)

当然、みなさんそう思うみたいで…。
ニュルを走るためのレーシングカーのレンタカー屋さんが複数あります(笑)

rent4ring-ds3

一番安いタイプだと、日本でもお馴染みのスイフトスポーツに、ロールケージ・バケットシート・強化ブレーキ・ハイグリップタイヤが装着されたようなものから、上はポルシェ911GT3RSやらラディカルまで、あなたの技量と趣向に合わせたクルマが揃ってますよ(笑)

日本の旅行代理店が仲介するサービスができたようですが…。
スイフトスポーツ、3周走行券コミコミパックが90,300円。

写真を見る限り、提携しているレンタカー会社は僕が利用した”Rent4Ring”のようです。
もちろん予約フォームも英語ですが、実際の価格は319ユーロ(約43,000円)です(- -;)

泊まる場所あるの?

サーキットの入口からクルマで数分、コース沿いにまで(笑)ちゃんとしたホテルが複数あります。

僕が利用したのは「Dorint Am Nürburgring Hocheifel」というホテルで、20ユーロの追加料金でコースが見える部屋を指定でき、ベランダからフィニッシュラインが見えました(笑)

dorint-nurburgring-3

危なくないの?

これは、走るスピード次第です^^;
世界一テクニカルなサーキットではありますが、ゆっくり走る分には全然心配することはありません。

以前、サーキット走行の専門誌「レブスピード」の付録DVDで、大井貴之氏が「箱根ターンパイクを一方通行にして、2車線をまたいで走るような感じ」と表現していましたが、まさにそんな感じです。

100km/hちょっとで流して、ストレートでは180km/h出してみる…ぐらいならそんな恐怖感はないです。

carousel

もちろん…。
初めてのニュルを、もし全開で駆け抜けようとするならば…。
相当のスリルを味わえるはずです…絶対にそれはやめましょう(笑)

でも、お高いんでしょう?

日本のサーキットと比べたら、むしろ安いです。
詳しくは後述しますが、旅費を全て含めて25万円ぐらいです。

…と書くとビックリしますが、航空券やホテル代等がそのほとんどを占めていて、
ニュルの走行自体にかかる費用は4万円程度です。

しかもマイカーではなく、保険付きのレーシングカーを借りてこの価格ですよ!

行きたいけど、休みが取れないよ!

行きたい!お金もある!でも、休みが取れない…というあなた!

体力さえあれば、土日だけの弾丸ツアーだって可能です!(爆)

日本からドイツまでの飛行時間が12時間で、時差がマイナス8時間ということは、日本の出発時間+4時間後にはドイツに到着できます。 つまり、土曜の早朝(または金曜の深夜)に出発すれば、土曜の昼過ぎにはニュルに到着。

土曜日の午後にニュルを走行して、日曜午前の便で帰れば、日本に月曜の朝に帰国できます!(笑)

…さすがにしんどいのでせめて3連休で行きたいところですけどね^^;
それに、せっかくドイツまで行ったのに、ニュルを走るだけの弾丸旅行では勿体ないです(笑)

実際、どんな感じで走れるのかを動画で紹介

それではここで、僕が実際にビジター枠で走行した時の動画をご覧下さい♪
(13分ちょっとあるので、時間の無い方はスキップしてください^^;)

※参考情報
車両:シトロエンDS3(1.6Lターボ、6MT、156馬力、1190kg)
タイム:12分40秒(ただし、ホームストレートからのスタート&ピットイン)
(現在はDS3のレンタルは行っていないようです)

なお、当時の僕はサーキット経験はありましたが、MTはかなり久しぶりでした(笑)
また、コースをなるべく覚えておこうとDVDやゲームで予習はしましたが、グランツーリスモでクラッシュせずに走り切るには、だいぶチキン走行をしないとダメなレベルでした(笑)

ご覧頂ければ分かるとおり、序盤に速いクルマには抜いてもらって、あとは自分のペースで流しています。
速いクルマが抜きやすいように、コースの右側(左ハンドルの国なので、追越しは左から)寄りに走ってますが、自信があればレーシングラインを取っても大丈夫です。

このような感じでのびのびと、でもやる時はやる!という感じで走れるのなら、ビジター枠でも充分楽しめると思いませんか!?

走行までの流れ

それでは、実際にニュルにコースインして走るまでの流れを紹介します!
当時、あまり細かく写真を撮っていなかったので文字がメインの説明になってしまいますが、ご容赦くださいm(__)m

  • ホテルを出発、レンタカー(空港で借りたやつ)でレーシングカーのレンタカー屋さんに向かう
  • 到着したら、店員に予約名と内容を伝える。
    例:”Hi, my name is XXX. I have a reservation for Suzuki Swift, 6 Hours package.”
  • カウンターに案内され、契約書の確認とサイン、支払を行う。
  • 車種、時間、パック(後述しますが、車レンタルのみのプランか、走行券・ガソリン等コミコミのプランか)の確認
  • コミコミのプランなら、走行券(ICカードです)を受取る。
  • 店員による注意事項の説明、講習ビデオの視聴(10分程度)
    これはドイツ人による英語での説明なので、全然分からないかもしれませんが、重要なのは以下のポイントです。

    • 全開アタックをしようと思わないこと(初めて~経験数回の場合)。
      「雰囲気に慣れるのに10周、攻められるポイントを掴むのに40周、
      コースを覚えるには1000周(!)必要」だと自分の時には言われました。
    • 走行ルールの確認
      右側通行、追越しは左から。
      ホームストレートでのピットイン必須、その手前の速度制限を厳守(130→90→50km/h)
    • 事故時の対応緊急連絡先のカードがあるので、受け取っておく。
      万が一の事故の際は、可能であればコース外に車両を移動し、車から降りてガードレールの外側など安全な場所に避難する。
      受け取った緊急連絡先や、コース内の路肩に「SOS」と書かれたプレートの番号を見て、連絡する。
      コース内にはスタートから何km地点かを示す看板があるので、「15 kilometer, accident!」とでも言えば通じます。
      上記のような対応をする羽目にならないように、無理の無いように、まずは雰囲気を楽しむ安全運転で♪
  • 終了後、車に案内されるので車を確認。
    ウィンカー(英語だと「Turn Signal(ターンシグナル)」)、ミラー、バックギア(英語だと「Reverse(リバース)」)など、操作が独特な場合もあるので、確認しておく。
  • いざ出発!サーキット内の駐車場まで、借りたレーシングカーで自走して移動。
  • 道路看板に「Nordschleife(=北コース)」とあるので、そこを目指します。
  • 自分と車両の準備が完了したら、コース入場ゲートへ。
    ハイシーズン(5~9月頃)の週末だと混雑して入場待ちの列ができます。
    ひどいと外の道路まで1km以上、連なることもあるそうなので、最後尾について下さい。
  • ゲートで走行券のICカードをタッチし、走行開始!
  • 1周したら、ホームストレートで標識に従い減速しながらパドックに戻る。
  • 再度走行する場合は入場ゲートへ、走行終了する場合はレンタカー屋さんへ。

いかがですか?

「ニュルを走る」というと、なんだかすごく敷居が高く聞こえますが、実際のところは「海外旅行に行って、ホテルのフロントで受付して、現地のバスや電車でどこかに行く」ぐらいの会話しか発生せず、いざコースインしてしまえば、あとはいつもの大好きな運転を楽しむだけです。

「聖地」と呼ばれるに相応しい、とても走っていて気持ちの良いコースなので、一度は走っておくべきですよ!

お金はどれぐらいかかるのか?

「すごく行きたくなった!これなら自分でも行けそう…でもお金が(´д`)」というあなた!

僕が2012年に実際にかけたお金と、2015年のゴールデンウィークになるべく安く行こうとした場合の価格をご紹介♪

 2012/4/21~4/23
たかっか実績
2015/5/3発、5/6帰国
現実的な最安プラン
航空券ANA直行便大韓航空 仁川経由
268,780円139,750円
レンタカーボルボC70 x 3日間(※1)VWポロ x 3日間
56,295円22,240円
ホテルDorint Am Nurburgring
ツインルーム 2泊(※2)
Dorint Am Nurburgring
シングルルーム 2泊
37,530円29,723円
ニュル走行費用シトロエンDS3 6周パック(※3)スイフトスポーツ 3周パック
64,665円43,065円
食事等20,250円20,000円
447,520円254,778円
  • ※1:レンタカー代については、乗り捨て料金と、事故時の免責ゼロにするオプションが加算されています。
    (フランクフルトで借りて、デュッセルドルフで乗り捨てたため)
  • ※2:ホテル代については、ツイン1部屋を友達と共用しています。
  • ※3:走行費用については、6周を友達と3周ずつ分けて走りました。

やはりドイツまでは行かないと始まらないので、航空券が大きな割合を占めますね。

ちなみに安い方のプラン、現実的なところで乗継1回の大韓航空をご紹介しましたが、実際は中国系の航空会社や、時間はかかりますけど乗り継ぎ2回といった航空券を選べば、GW期間中でも12万円程度に抑えることはできますし、ローシーズンなら8万円程度になります。

※複数の航空会社や、乗り継ぎを考慮して航空券を検索するには、skyscannerが便利です。

そうなると、冒頭にも書いたとおり、大体20~30万円で日本からニュルに飛んで、聖地でのスポーツ走行を楽しめるということになります。

もちろん、気軽にポン♪と払える金額では無いと思いますが、サーキット用のクルマを所有し、サーキットライセンスを取得して走行することと比べると、実はそれほど高くは無いと言うことに気付きます。

富士スピードウェイのサーキット用レンタカー「86 Racer’s」と比較

日本ではサーキット用のレンタカーなんてほとんどありませんが、数少ない例である、富士スピードウェイの「86 Racer’s」と比較してみます。

僕がレンタルしたDS3は今は取り扱っていないようなので、ここではスイフトスポーツを借りて、6周分の走行券とセットにした場合で計算します。
旅費関係については、上記のゴールデンウィークの例を用います。

ニュルでスイフトスポーツを借りて、6周分の走行券とセットにした場合

Rent4RingのスイフトスポーツのLevel 2というグレードだと、セミスリックタイヤ・フルバケットシート&4点ハーネス・車高調・強化ブレーキ・ロールケージなどが組まれています。

コミコミ価格の場合、車両のレンタル代の中に、ニュル6周分(120km以上w)の走行チケット、ガソリン、車両保険が含まれていて、539ユーロ(約65,000円、1ユーロ=135円計算)です。
※ただし、車両保険は免責3,500ユーロ=47万円。
リスクのあるサーキット走行なので仕方ないです。

富士スピードウェイで86 Racer’sを利用して、1時間走行した場合

一方の86 Racer’sは、レース参加も可能なレベルにチューニングされたトヨタ86ですが、その価格は20分で46,100円です!

ニュル6周を、1周10分と仮定(このタイム、初走行のアマチュアじゃ危険な速さですw)すると60分になりますから、60分に合わせると86のレンタル代が132,800円となり…安い航空券と同等の金額になりました/(^o^)\

さらに、86 Racer’sで走行するには、富士スピードウェイのライセンスが必要で、入会金12,900円+年会費29,800円=42,700円かかります。
そして、30分の走行券が6,300円なので、60分で12,600円…。
ライセンスと走行料金で、ホテル代とレンタカー代もカバーされました(笑)

比較表
 Rent4Ring86 Racer's
車両スイフトスポーツトヨタ86
6周分(1周10分計算)30分×2回
72,765円132,800円
走行券車両代に込み30分×2回
12,600円
ライセンス不要入会金+年会費
42,700円
走行費用計72,765円188,100円
宿泊費30,000円不要
レンタカー23,000円
航空券140,000円
総計265,765円188,100円

航空券まで加味しているので、当然ニュルに行く方が高いわけですが、海外旅行のアクティビティの1つとしてニュルを走ることにすれば、航空券の部分は「旅費」でしかありません。富士スピードウェイを走るのに+6万すれば、走れるサーキットがニュルになった上に、ドイツ旅行がついてくるわけです(笑)

もちろん、サーキットのライセンスは1年間有効ですし、車両についてもサーキット専用車を所有するのは少数派だと思うので、いささか乱暴な比較ではあります。

ですが、マイカーでサーキット走行をする場合と比較しても、旅費の部分を無視すれば、ライセンスを取得してマイカーで富士スピードウェイを1時間走行するのと、ニュルでレンタカーを借りて6周するのが、大体同じ金額と言うことになります。
(マイカーの場合、ガソリン代やメンテ代は自分持ちで、車両保険も効かないので)

これって結構お得な話だと思いませんか!?

ニュルブルクリンクへのアクセス

ニュルを走るハードルは決して高くはなく、金額的にもむしろ安いぐらい、ということはお分かり頂けましたね!?

では、ここからは、ニュルブルクリンクへのアクセスをご紹介します。

最寄りの空港

ニュルの最寄りの国際空港は、フランクフルト国際空港(FRA)と、デュッセルドルフ国際空港(DUS)です。

日本からの国際線が多いのはフランクフルトで、JAL・ANA・ルフトハンザの直行便が設定されています。
なお、2014年にANAのデュッセルドルフへの直行便も就航しました。

いずれも飛行時間は片道約12時間で、時差は日本時間マイナス8時間です。

※利用した航空券検索・比較サイト:スカイスキャナー

なお、フランクフルトへの直行便はビジネスでも多く利用されることから新型の機材が導入されやすい傾向にあります。
僕は往復ともANAを利用しましたが、帰りの便は当時最新鋭のボーイング787でした。

frankfurt-787

また、行きの便も新型のシートが導入された機材で、エコノミークラスでありながら、欧米の航空会社のプレミアムエコノミー並に足元が広く、シートモニターの映画やゲームも豊富で、長時間のフライトも苦になりませんでした。

ニュルまでの距離は、どちらの空港からも約160kmありますが、速度無制限で有名なアウトバーンを使用しますので、そんな長距離とは感じさせません。

空港~ニュルの移動

こちらが、フランクフルト・デュッセルドルフの両空港からニュルに行く際の走行ルートです。

後述する、公共交通機関によるアクセスも可能ですが、空港からレンタカーを借りた方が何かと便利です。

アウトバーンを走行しますので、慣れ親しんだ日本車よりも、高速走行の得意なドイツ車を借りることをオススメします。

またせっかくの機会ですから、日本に進出していないセアトやシュコダといったメーカーや、日本未導入の車種に乗ってみるのも楽しいですよ♪

アウトバーンについて

190

150km/hで走行中なのに追い越される…というのは本当です(笑)

ですが、日本の高速道路と比べて格段にマナーが良く、非常に走りやすいです。
トラックやバスが90km/hで追越し車線に入ってくるようなことはまずありませんし、回りもよく見えていて、車線変更をしたそうなクルマがいると、自然と入りやすいように車間を調整したり車線変更するという光景が日常的に見られますよ。

ドイツで運転する際の注意点

左ハンドル・右側通行というのはもちろんですが、一番馴染みが薄いのが「ラウンドアバウト」です。一方通行で信号がない、いわゆるロータリー式交差点です。

つまり、十字路で左折したい場合は、一方通行に従って反時計回りにロータリーを回り、270°回ったところで右折してロータリーを出ると、最初の向きから見ると左折したことになる、というものです。

カーナビは「Turn left at roundabout, 3rd exit.(ラウンドアバウトを左折、3つ目の出口です)」というような案内をします。

なお、すでにロータリー内の外側車線を走行中の車がいたら相手が優先なので、通過してから進入しましょう。

最初は取っつきにくいですが、中に車がいなければ一時停止の必要も無く、曲がるところを通り過ぎてしまっても、もう1周すれば済む話なので、よくできたシステムだと思います。

公式サイトのアクセス情報

もちろん英語ですが、Google翻訳を使って日本語にすれば、それなりに分かるかと思います。

公共交通機関によるアクセス

ニュルへの移動手段はレンタカーを強くオススメしますが、どうしても右側通行の国の公道を運転するのが怖い場合、一応は公共交通機関でのアクセスも可能です。
(ニュルを走ろうという方に、そんな人はいないとは思いますが…(笑))

その場合の起点となるのは、「Ahrbrück Bahnhof(アーブリュック バーンホフ(駅))」です。
フランクフルト・デュッセルドルフのどちらの空港からも鉄道で「Bonn Hauptbahnhof(ボン ハウプトバーンホフ(ボン中央駅))」を経由し、ここで乗り換えてAhrbrückまで約3時間です。

ここからバスを乗り継いでいくことになります。
まずは863系統「Adenau Markt(アーデナウ マークト)」行きに乗り、終点のAdenau Marktまで20分。 そこで乗り換えて、859系統「Busbahnhof(ブス バーンホフ)」行きで「Nurburgring D10」下車(約15分)、または528系統「Wanterath Ort(ヴァンテラス オァト)」行きで「Dorint Hotel」下車(約35分)です。

参考サイト:
http://www.vrsinfo.de/englisch/the-vrs/vrs-about-us.html

なお、このルートは僕が試したわけではなく、検索して見つけただけなので、もし利用される場合は、ご自身でも必ずお調べ頂いてから利用するようにしてください。
途中で道に迷ったような場合、かなり苦労することになると思いますので…。

また、F1などの大きなイベントが開催される場合に限り、コブレンツからシャトルバスが運航されます。

ベストシーズンと気候について

ニュルのベストシーズンは、5月~9月頃です。
つまり、ゴールデンウィークやお盆がベストシーズンという、日本人にはうれしい環境ですね♪(高いですが…)

しかし、その時期はその分混雑しますので、「走りやすさ」という意味ではベストとも限りません。

レンタカー会社のRent4Ringのホームページに面白いグラフがありました。
「あくまで感覚的な予想」とのことですが…、

  • 緑色の線:コースが空いていて、天気も良く、コース閉鎖も皆無、という確率。
  • 黄色の線:天気が良い1日になる確率。※晴れ、乾燥、霧も無い状態。
  • 赤色の線:上の2本の平均線で、「オススメの1日♪」になる確率。

つまり、天気が良いと混雑するので、走りを楽しむにはベストシーズンの前後もねらい目ということです。そういう意味では、ちょっと寒いかもしれませんが、3月や11月も候補としてはアリですね♪

僕が走った4月22日は、まさにベストシーズンの直前。
走行待ちはほとんどありませんでしたし、他車を意識したのも最初の1~2kmだけでした。

ただし、天気は不安定で、午前中は晴れ間が見えたぐらいですが、走行終了後の夕方には雹が降ってきてコースクローズになりました(笑)

また、なにしろ1周20kmのサーキットなので、場所によって天気が変わるというのは本当で、動画でも雨が降ったりやんだりしていますね。

こればかりは運ですが、サーキット側も慣れているので、1日中走行不能というケースは少ないみたいですよ。

宿泊について

ニュルブルクリンクは山奥の田舎ではありますが、国際レースも開催されることから、意外かもしれませんがホテルは豊富です。

僕はグランプリコースのすぐ横に建っている、Dorint am Nurburgring Hocheifelというホテルに2泊しました。

さすがニュルにあるホテルなので、館内にはモータースポーツ関連の展示コーナーがあったり、中を回るだけでも面白いです。

dorint-nurburgring-1

dorint-nurburgring-2

他にも、GPコース沿いに数軒、近くのニュルブルク村にも5軒、北コース沿いの集落も含めると数十軒の宿泊施設があり、予算に応じて選べます。

もっとも、サーキット施設周辺の宿泊施設でないと英語すら通じないケースもありえるので、GPコース沿いかニュルブルク村のホテルが無難だと思います。

食事について

「ドイツの食事は不味い」というイメージがありますが、あながち間違ってはいません(笑)

ニュル周辺の食事事情ですが、僕が利用したのは以下のお店です。

  • ホテル内のレストラン
  • GPコース近くにあるSubway(笑)
  • 北コースパドック内にあるレストラン「Devil’s Diner」
  1. 初日の夜:ホテル内のレストラン
    チョイスしたのは、エビのガーリッククリームのパスタでした。
    イメージしていたのは、ガーリックバター系の味付けがされたエビの乗ったパスタだったんですが…。色としてはバジルの混ざったジェノベーゼ、でも味はそれともまた違う、不思議なお味でした。
    別に不味いわけではないのですが、形容しがたい新しい味でしたね(笑)
    ホテルのレストランでは、英語がやや微妙なウェイトレスでしたが、メニュー自体は英語表記あり。
  2. 2日目の朝食:万国共通のSubway(笑)
    実は、僕は日本でもあまり行ったことがなく、システムを知りませんでしたが…。
    パンの種類やトッピング、ソースを選んで…という流れは日本と同じです。
    こちらは問題なく英語が通じますし、カウンターで指を指しながら指定すれば、ほとんど英語力は必要ありません。
  3. 2日目のランチは抜き!
    ニュルの走行中に、気持ち悪くなったらイヤなので(笑)
  4. でもやっぱりお腹が空いたので、走行の合間にパドック内にある「Devil’s Diner」に入りました。
    ソフトドリンクとフライドポテトか何かを食べたんだったような。
    こちらも英語が通じました。
    devils-diner
  5. 2日目の夕食:ホテルのレストラン(初日と同じ)
    が、何を食べたか思い出せません…。
    ちなみに、ウェイトレスは初日と同じでしたw

お土産について

ニュルの構内には複数のショップがありますが、一番大規模なのは正面入口(下の地図の中心にあるSubwayの左上)を入ってすぐのところにあるショップです。
(なぜか公式サイトにはショップの情報がありません…。)

日本だと平気で2000円ぐらいで売っているニュルのステッカーなど、半額ぐらいで手に入ります(笑)

ニュルも有名になったので、モノ自体は日本でも手に入るモノが多いですが、やっぱり安いのがいいですね。

ニュルの俗称として「Grune Holle(=Green Hell=緑の地獄)」という言葉がありますが、それを各国語でプリントしたマグカップに「ミドリ地獄」と書いてあるのを見て笑っちゃいましたw

ご家族をどうするか

僕のように、クルマ好きの友達と2人で行くなら何の問題もありませんが、家族旅行にかこつけてニュルを走ろうと企む(笑)場合、丸1日お父さんがサーキット漬けというのはマズいですよね(笑)

ご家族を乗せて北コースをアタック!

もしクルマ趣味にご理解のある奥様やお子さんであれば、同乗してニュルを走ってもまったく問題ありません。

シートベルトさえ締めていれば、乗車定員数までOKで、ヘルメットなども不要です。
日ごろ鍛えた腕前を、(無理のない範囲でw)見せつけてやりましょう!(笑)

屋内遊園地&博物館「ring°werk」

「さすがにそこまでは…」という場合は、構内にある遊園地や博物館で時間を潰してもらうのはいかがでしょう?

こういう用途を想定して造られ…。
ゴーストタウンと化し、膨大な負債を抱えて経営破たんの原因となった「ring°werk」というゾーンがあります(爆)

ここでは、サーキット施設の裏側を巡るガイドツアーもやっています。

ショールームなんかもありますけど…。

audir8-lms

…やっぱ、微妙ですよね?(笑)

ご家族には近隣都市で観光してもらい、お父さんは日帰りでニュルアタック!

そうであれば最終手段は、近隣都市に宿泊して、ご家族には市内観光やオプショナルツアーに行ってもらい、お父さんは車を駆ってニュルに行き、そこで半日サーキット走行を楽しむというのはいかがでしょうか?

お父さんが半日不在というのも大変かもしれませんが、微妙な遊園地に放置されるよりは、この方が賛同を得やすいのではないでしょうか^^;

近隣の都市

前述のとおり、最寄りの都会はコブレンツですが、いくつか近隣の都市とちょっとした説明を書いておきますね。

また、ニュルブルクはドイツの西の端に位置しているので、60kmでベルギー、150kmでフランスやオランダの国境を越えます。
もちろん、パリ(500km)やアムステルダム(330km)はそこから遙か先なんですが、色んなところに行けるってことで^^;

冒頭に書いたとおり、そもそもフランクフルトやデュッセルドルフからニュルまでは160kmしかないので、このどちらかを拠点にしてしまい、1日だけお父さんはニュルへ、ご家族は市内観光へ…というのも動きやすいです。

ちなみに僕は、ニュルの走行を8泊10日のヨーロッパ旅行の中に組み込みました。

追い追い、当サイトでもご紹介していきたいと思いますが、ニュルブルクリンク→アウトシュタット(フォルクスワーゲン本社)→モナコ・チュリニ峠(モンテカルロラリーのコース)→マラネロ(フェラーリ本社)と、ヨーロッパ各地の自動車聖地を巡る旅で、それはそれは幸せな10日間でした(笑)

他にも、ヨーロッパ各地には見学可能な自動車メーカーの本社が多くありますし、サーキットや博物館なども豊富なので、ぜひ素敵なプランを作って、行ってみてください!

旅行の手配に便利なサイト

最後に、僕が実際に利用したレンタカー業者や、航空券やホテルのオンライン予約サイトを紹介します。

クルマ好きにとっては聖地でも、一般的にはまったく認知されていない田舎なので、身近な旅行代理店で探すのは困難です。

また、もし手配してもらえたとしても、お得なパックツアーなどはまず存在しないので、オンライン比較サイトでお得な航空券やホテルを個別に予約していくのがおススメですよ♪

ホテルの比較・予約サイト「Booking.com」

ニュルに限らず、海外・国内のあらゆるホテルを地域別に検索し、海外であっても日本語環境で即時予約ができる大変便利なサイトです。
僕もニュル旅行の時に知り、海外旅行に行く時は必ず使っています。

なお、予約時に「キャンセル不可」という方を選んでしまうと、キャンセル料が発生するのでご注意を!

少し割高になりますが、「いついつまでキャンセル可」という方にしておけば安心です。
(「Booking.com 評判」などで検索すると、これを見落として、「キャンセル料が高すぎる!」と文句を言うクレーマーがたくさん見つかります…。)

航空券の一括検索・予約サイト「スカイスキャナー」

こちらは航空券の比較・検索サイトです。
航空会社の情報だけでなく、JTBやExpedia等の旅行代理店のシステムも検索した上で、一番安い航空券を検索することができます。

また、様々な乗り継ぎのパターンを考慮したり、総所要時間を指定して検索することもできるので、Booking.comと併せて、僕がいつも使っているサイトです。

大手レンタカー会社「Sixt」

ヨーロッパを中心に、アメリカにも進出している大手レンタカー会社です。
こちらの特徴は、高級車のラインナップが大変充実していること。

ベンツやBMWはもちろん、ポルシェ911まで選べるので、せっかくのニュル旅行、移動用のクルマもこだわりの1台にしてみてはいかがですか?

(日本語サイトの出来が悪いのが玉にきずです…)

ニュルのレーシングカーレンタル「Rent4Ring」

ニュルに複数ある、サーキット走行用のレンタカー業者のひとつ。
公式サイトの充実度がピカイチなので、こちらを利用しました。
僕がいった時はFacebookページに「いいね!」すると60ユーロ引きというサービスをやっていたので、利用される際は要チェックです。

最後に

大変な長文となりましたが、ここまでお付き合い頂いた方、お疲れ様でした。
僕もこれを書くのにトータル12時間かかりましたので(笑)、この記事がお役に立てれば嬉しいです。

なお、この記事は2015年2月現在の情報を元に作成しており、僕の体験談については2012年4月時点のものとなります。
価格やサービス等に変更が出ることもありますので、実際に手配される際は最新情報をご確認頂きますよう、お願いいたします。

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