今回の3分ワインディングは赤城山ですが、3つあるルートの中で最もひどい、赤城温泉ルートを紹介します。
この道は、以前、頭文字Dに登場する赤城山のコースを紹介したときに、コメントでリクエストいただいた道です。正直、「うわ、マジかよ!」って思いましたw
ちなみに、リクエスト権はクラウドファンディングに支援してくださった方の特権にいたしましたので、ご参加おまちしてまーす。
Googleマップ&アクセス
さて、そんな赤城温泉ルートは、前橋市の東部から赤城山に向けて延びる、県道16号線の一部です。
赤城温泉ルートというのは僕が勝手に付けた名前ですが、その名の通り忠治(ちゅうじ)温泉、滝沢温泉、赤城温泉、といった温泉地を通過していきます。
最寄の高速インターは、関越道の渋川伊香保インターです。
走ってみるとこんな感じ
ほとんどの区間はセンターラインがなく、道もかなり荒れています。もはや「気持ちいい」を通り過ぎて、「めんどくさい」の領域に入ってくるタイプの峠です。
赤城温泉に行くまでの道は、一応はバスも走れることになっていますが、大型の観光バスが本当に走れるのかどうか怪しいです。
そして、赤城温泉への分岐の先は、マイクロバスも含めて通行禁止となり、本当の険道が始まります。
ここから先は、もうクネクネとかそういう次元ではありません。
30連ヘアピンとでも言うようなコーナーで、コーナーの間も30mぐらいしかありません。ここまでくると、もはやドライブではなく作業です。
景色もほとんど見えないし、道は細くて荒れてるし、何ひとついいことがありません(笑)
裏ヤビツの道の細さで、もみじラインみたいなコーナーの連続という感じです。
こんな道をわざわざ走る車はまずいないからなのか、対向車に出くわすこともありませんでしたが、もし変なところで対向車に出くわしたら、バックでこのキツいコーナーを下って行く羽目になるかもしれません。
この30連ヘアピンを抜けるとちょっとした展望台があるんですが、前のバイクを抜くことを優先したのでスルーです。
この展望台までが赤城温泉ルートの最難関で、この先は多少マシになります。
それでも、裏ヤビツぐらいの走りにくさなんですけどね…。
例によって10時頃にこのルートで上り、他の車に引っかからないために即頭文字Dのコースで下山する、という感じで走っていました。
やっとの思いでクネクネゾーンを抜けると、久しぶりに数百m先が見通せるような道になりますが、相変わらず道は荒れ果てていて、きれいな2車線道路になるのはラスト1kmぐらいの区間だけです。
まとめ
頭文字Dの聖地巡礼をするときに、「往復で同じルートはつまんないから…」といって赤城温泉ルートを使うと地獄を見ます。
どうしても他のルートを使いたければ、沼田から赤城山につながる県道251号線を使いましょう。
よほどの険道マニアでない限り、赤城温泉ルートは安易に使わない方がいいです。