2017年のレーダー探知機は、小型オービスのレーダー波対応モデルを要チェック!

レーダー探知機に数年ぶりに目玉機能が登場!

ここ数年、これといった目玉機能が出てこなかったレーダー探知機ですが、2017年はいきなり動きが出てきました!

それは、小型オービス(移動式小型オービス含む)のレーダー波を検知できる機種が登場したことです。

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この記事を短くまとめると…ユピテルW50か、コムテックZERO602Vの2択!

小型オービスのレーダー波対応機種のイチオシはユピテルW50!

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2017年5月時点で小型オービスのレーダー波受信に対応しているのは、ユピテルとコムテックの上位機種で、具体的には以下のとおりです。

ユピテル:2017年モデル全て
コムテック:ZERO803V、ZERO703V

この中からユピテルのGWR303sdとコムテックのZERO703Vを取り付けて、神奈川から仙台・福島・千葉と実際に1500kmドライブして性能を確認した結果、「ユピテルの方が高性能」だと確信しました。

そして、GWR303sdから、付いていてもあまり意味がない無線受信機能を省いて価格を抑えたモデルが、ユピテル50周年記念モデルのW50です!

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「小型オービス対応」の2016年モデルとの違い→たとえデータが古くても小型オービスを検知できる!

これまでも「小型オービス対応」を謳う機種はありましたが、それはあくまで設置場所がGPSデータとして登録されていただけです。

2016年モデルだと、小型オービスが設置されたことをメーカーが確認→データに反映→持ち主がデータを更新、という流れを踏まない限り、小型オービスの前を走っても警報は出ません。

小型オービスは従来のオービスよりも設置や撤去が簡単なので、データ更新のタイミングによっては間に合わず、「えっ!?こんなところに!?」となりかねません。

そんな時でも、2017年モデルのレーダー波受信ができる機種であれば、小型オービスが発信する電波をキャッチして警報してくれます。

2017年モデルなら極端な話、オービスが設置された5分後に近付いたときでも、しっかり警報を出してくれます。

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コムテックよりユピテルの方が優れていると感じた理由

今回のドライブでは新型の小型オービスに遭遇しなかったので、その点に関する評価はできていません。

ただ、パトカーやネズミ取りによる取締の警報はユピテルの方が充実していました。

実際、ホームページに書かれている取締検問エリアの数をみても、ユピテルの303sdが53000件、コムテックの703Vが40000件とあるので、ユピテルの方が3割多いということになります。

さらに、ユピテルは「レベル3警戒エリアです」といった感じで、取締が行われている頻度に応じてレベル分けしていたり、ネズミ取りについてもレーダー式・ステルス式・光電管式と、わざわざ取締の方法まで細かく教えてくれます。

また、待機画面のフルマップ表示が見やすいのも特徴で、コンビニやガソリンスタンドの名前を表示できるので、カーナビを補完するという意味でもなかなか使い勝手が良かったというのも見逃せないポイントです。

ユピテルW50の弱点

小型オービスのレーダー波受信機能を持ったレーダー探知機としてはW50がイチオシですが、弱点もあります。

それはお値段。

W50に限らず、ユピテル製のレーダー探知機は他社と比べて高価です。

さらに、データ更新も有料で、年間4800円(または1回972円)かかるので、長く使えば使うほど割高になる…ということになります。

「最新データをなるべく安く使いたい」という方は、コムテックのZERO703Vを選ぶのも一手です。

注意点:100%探知できるとは限らない

ただ、ひとつ問題があります。

ユピテル・コムテック両社とも、説明文に「※一部の小型オービス」と書かれていて、全ての小型オービスのレーダー波を検知できるとは書いていません。

これは推測ですが、現在設置が確認されている小型オービスは「移動式」とか「新固定式」と呼ばれるタイプのもので、おそらくこれには対応していると思われます。

ただし、警察では「半可搬式(iM)」、「可搬式(iS)」と呼ばれる小型オービスの導入を進めており、これはその名の通り移動可能なタイプなので、まだ目撃情報も多くありません。

メーカーとしても、これらのオービスが使用している電波の種類が特定できていないために、「一部の小型オービス」と限定しているのではないかと思われます。

まとめ:これからレーダー探知機を購入するなら、レーダー波対応モデルを要チェック

「どうせ今買うなら、小型オービス対応機がいい!」と感じた方は、ユピテルW50。

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とはいえ、まだまだ小型オービスも少ないし、GPSでなら探知できるんだったら安い方で充分、という方はコムテックZERO602V。

僕が「安い機種で充分!」と主張する理由は、こちらの記事にコッテリ書いてあります。

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