実際にロードスターに取り付けて使っているアイテムをご紹介
こんにちは、55ドライブのたかっかです。
先日公開したこの動画の補足として、この記事ではカメラだけでなくマウントや機材についても細かく紹介します。
※3年ぶりに記事内容を更新したので、一部動画とは違う機材を紹介しています
まずはカメラ編
車載動画は1時間以上の連続撮影になることもザラなので、多くのデジカメが持つ「連続撮影時間は30分まで」では困ります。
かといって、安いビデオカメラだと画質が悪く、アクションカムだと画角が広すぎて画面の端の方が歪む…という問題が生じます。
そこで、僕は正面を映すメインのカメラには動画に強いパナソニックのミラーレス一眼を使用しています。
パナソニック LUMIX DMC-G8
このLUMIXのGシリーズや上位機種のGHシリーズは動画の連続撮影時間に制約がなく、僕のG8でも外部電源を使用すれば5時間以上の連続撮影が可能です。
しかも、20万円クラスの高級ビデオカメラが持つ1型センサーよりも、さらに大型の4/3(=1.33)型センサーを搭載しているので非常に高画質。
もちろん、高級ビデオカメラには相応の機能がありますが、固定して正面を映すだけの車載動画にはあまり関係ない機能ですから、LUMIXはかなりオススメです。
これから買うなら、近日発売予定のLUMIX G100もいいですね!
GoPro HERO 4 Session
車外カメラとして、フロントタイヤの後方に設置しているのがこれ。
GoProシリーズの小型モデルで、ケース不要で完全防水。
非常にコンパクトなので車外に取り付けても出っ張りが小さく、風や衝撃で落っこちるリスクも低めです。
絶版になってしまい、新品を探すのはなかなか難しくなりました。
SONY HDR-AS300
ソニーのGoPro対抗馬であるアクションカムシリーズ。
売上はGoProに完全に敗北し、新機種も出る気配がありませんが、GoProやOSMOに対する絶大なアドバンテージが「本体に外部マイク端子がある」こと。
GoProやOSMOにも外部マイクアダプターはありますが、異常に高価だったり相性問題があったりするので、この観点からはソニーが強いです。
パナソニック LUMIX DMC-GM1
パナソニックのミラーレス一眼で最小となるモデルで、動画用に使うことは少ないですがドライブに一緒に持って行くことが多いです。
が、絶版になってしまったので、現在同じポジションにあるGF9を上記のリンクでは紹介しました。
前述のG8と同じレンズを使い回すことができるので、G8を車載動画用に固定しているときに、写真はこちらで撮るような使い方をしています。
地味に重要なマウント編
良いカメラを揃えても、それを車にうまく取り付けるのは大変です。
しかも、雑に固定すると車の振動でブレブレの映像になってしまうので、しっかり固定できるものが必要です。
REC-MOUNTS 強力吸盤 自由雲台付きショートタイプ REC-B42UK
僕が持っている中でも最強の吸盤で、窓ガラスやボディ表面のようなツルツルした平面であれば、前述のミラーレス一眼ですら固定することができます。
優秀すぎて、今では3つ持ってます。
一眼の場合は「絶対落ちない」とは言い切れませんが、GoProレベルならまず大丈夫です。
しかも自由雲台付きですから、格安のGoProアクセサリーセットに付いているようなサクションマウントよりも遙かに角度が合わせやすいです。
ゲル吸盤式 車載マウント AN-CS02G
なにげに5年も使っている粘着ゲル吸盤を使ったマウントです。
主にダッシュボード上など、ザラザラしていて普通の吸盤では付かないようなところにカメラを取り付けるために使います。
粘着ゲルですが、テープのように糊がベッタリ残るようなことはありません。長時間取り付けているとうっすら跡が残ることもありますが、ほとんどの場合は指で擦れば見えなくなります。
カニクラ+atom
ヘッドレストの支柱などに噛ませるための小型(でも強力)クランプと、そこから伸びるアームです。
類似品は数多くありますが、こちらのPanproduct.comで扱われている商品は非常に強力で、ミラーレス一眼でもしっかり固定できます。
Amazonでの取り扱いがないので、公式サイトからご確認ください。
- カニクラ(クランプ):http://panproduct.com/?p=275
- atom(アーム):http://panproduct.com/?p=12555
GoPro互換アクセサリーキット
よくあるGoProアクセサリーセットのパチモンのひとつです(笑)
角度調整できるマウント、ロールバーマウント、ヘルメットマウント、三脚アダプターなどGoProに必要な一通りのマウントはほぼ揃います。
多くのメーカーから発売されており、モノ自体は99%中国製と見てよさそうなので、どれを選んでも大して変わらないでしょう…。
マイク・モバイルバッテリーほか
車載動画を作る上では音声も重要な要素ですし、長時間撮影になることも多いので電源確保も必要です。
ボイスレコーダー:TASCAM DR-05
「なんでボイレコ?」と思われたかもしれませんが、一般的なミラーレス一眼・ビデオカメラのマイク端子にマイクを繋ぐと、結構「サー」というホワイトノイズが入ります。
その点、音を録るのが本業のボイスレコーダーにマイクをつなぐとノイズはかなり軽減されます。
映像はカメラで、音はボイレコで録って、編集時に合体させてあげると非常に高音質な仕上がりになります。
しかも、編集が面倒ならDR-05をオーディオケーブルでカメラにつなげば、外部マイク代わりにもなります。
ボイスレコーダーのマイクは優秀なので、結構良い音になりますよ。ただし、カメラ側の影響でノイズは入ってしまいます。
外部マイク:オーディオテクニカ AT9941
ボイスレコーダーを使い始める前に使っていたのが、このAT9941。
結構お高いんですが、5年前に買った時に調べたら、「ビデオカメラに付ける用途ならイチオシ!」ということなので購入しました。
他のマイクを試したことがないので、正直なところ性能差はよく分かりませんが、カメラの内蔵マイクだと籠もった音になりがちなところ、とてもクリアな音で録音できます。
ピンマイク:オリンパス 単一指向性マイク ME52W
トーク動画や生放送などで出演者の声を拾うために使っているのがこちらのピンマイク。
単一指向性(向いてる方向の音を中心に拾う)のピンマイクって結構高いんですが、これはコスパ高いです。運転しながらしゃべるような撮影にはピッタリですよ。
エンジン音や外の雑音などを拾いにくくなるので、だいぶ聞きやすくなります。
モバイルバッテリー:RAVPOWER 22000mAh
GoProのようなアクションカメラは、バッテリーフル充電でも1時間ちょっとしかもたないので、モバイルバッテリーを使って給電するのがオススメです。
僕は古いRAVPOWERのものを使い続けてますが、機種にこだわる必要はないです。2~3個のUSBポートから同時に給電できるものを選んでおけば、GoPro x 2台を充電することなんて余裕ですし、スマホやデジカメなど他の機器も充電し放題。
どうせ車に積んでおくなら多少重くても関係ないので、複数のUSBポートが付いている大容量タイプを選ぶのがオススメです。
まとめ
カメラは種類も限られていて口コミを探すのも難しくありませんが、なかなかマウントや周辺機材については調べるのが大変ですよね。
もちろん、僕が知らない「もっといいモノ」もあるとは思うんですが、僕が数年使い続けて「ハズレではないモノ」ではあると思いますから、参考にしていただければと思います!