【2015年】予算1万円+αで選ぶ、おすすめのドラレコ

友達にオススメしたドライブレコーダーと、その取付け

先週、プジョー乗りの友達にドラレコを装着して欲しいと頼まれました。

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機種も決めていなかったようなので、とりあえず予算から聞くと、15,000円とのこと。
僕が使っているVicoVation Marcus4では完全に予算オーバー。

国内メーカー品よりも高性能なものが多い海外製ドラレコも、やはり2万円前後なので難しそうです。

そんなわけで、取付だけでなく機種選びもお手伝いすることになりました。

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あおり運転対策のためのドラレコ選びについても、記事を書きました!

あおり運転対策のためのドライブレコーダー:360度ドラレコか、前後2台装着か?おすすめ機種を解説!
2017年6月に東名高速で発生した「あおり運転」に起因する追突死亡事故の報道をきっかけに、「煽り運転」に対する抑止力や、被害者であることの証明をするためにドライブレコーダーがあらためて注目されています。 通常、ドライブレコーダ...

予算15,000円で、安心できるメーカー製→ユピテル

そこで、Amazonで8,000円~16,000円で価格指定をして探すと、なんと330種類も!
これでは絞り込みようがありません。

ここで、友達は僕のようなガジェットマニアではなく(笑)、あくまで普通のドライブ好きの人だということを思い出します。

そう考えると、いくら高性能でも聞いたことの無いようなメーカーの製品ではなんとなく不安でしょうし、分かりやすい・正しい日本語で書かれた説明書や、サポートが充実している国内メーカー品の方が安心かと思い、ドラレコで定評のあるユピテル製から選ぶことにしました。

ユピテルのオススメ機種:DRY-WiFiV1c

8,000円~16,000円でユピテル製の機種だけに絞り込むと、約30機種となりました。
そこから選んだのが、DRY-WiFiV1c

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ドラレコ選びのポイントと、DRY-WiFiV1cを選んだ理由

非常用電源(スーパーキャパシタ)を装備している

ドラレコにおいて、非常用電源を装備していることは最も重要なポイントです。

ドラレコの最大の役目は、事故に遭った際の記録を残すことです。
不幸にも大きな事故に遭って車が潰れてしまうと、バッテリーも壊れ、車内の機器への電源供給がなくなります。
ドラレコも例外ではなく、非常用電源がないと、バッテリーが潰れた瞬間にドラレコの電源も切れてしまいます。

電源が切れるとどうなるかというと、電源が切れた時に録画(厳密にはメモリーに書き込み)中だった映像は正常に記録できず、最悪の場合はまったく再生できないこともあります。

そう、一番肝心な事故の瞬間の映像が残らない、ということです。

画質やGPSなど、重視したいポイントはたくさんありますが、予算の都合で機能を絞るなら、まず非常用電源を最重視してください。

画角が広い

非常用電源付きの機種に絞ると、10機種程度が残るので、あとは欲しい機能の優先順位をつけて選ぶことができます。その中で、僕が重視したのは画角。

画角とは、「左右方向に、どれぐらい広い範囲を撮影できるか」ということです。

交差点での出会い頭の事故や、歩行者の飛び出し、バイクの無理なすり抜けなどは、真横に近いところから突然現れることになります。そのような事故の証拠の時に、飛び出す瞬間の映像が残っていなかったら説得力は低くなってしまいますよね?

その点、DRY-WiFiV1cは対角120度という広い範囲を撮影できることがポイントです。

高画質

前述の通り、ユピテル製・8,000円~16,000円で買える・非常用電源付きの10機種の中で、最も高画質なのがDRY-WiFiV1cです。

400万画素のCMOSセンサーで、フルHDを超える3M画質(2304×1296)での記録が可能なので、相手車両のナンバープレートなどを映像から読み取れる可能性が上がります。

その他のポイント

それほど重要視してはいませんが、DRY-WiFiV1cには以下のような特徴があります。

Wi-Fi搭載

撮影した映像を、タブレットやスマホにWi-Fiで転送して、大画面で見ることができます。
ドライブの記録映像をみんなで楽しむのもいいですし、事故現場での映像確認の時も便利だといえます。

コンパクト

この機種に限った話ではありませんが、本体が横長形状のドラレコは、ルームミラーの裏にすっぽり隠すことができます。

これが実際に取り付けた時の写真で、撮影にまったく無理のない場所への取付です。

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一方、運転席からはまったく見えず、視界の妨げになりません。

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GPSは非搭載

弱点を挙げるとすれば、GPSを搭載していないことです。

位置情報を記録できないので、映像がどこで撮影されたかは映像でしか判断できず、ドライブの軌跡を地図に表示したりすることができません。

また、スピードの計測ができないので、事故の証拠映像として不安視する方もいらっしゃるかもしれません。ただ、これについてはあまり心配する必要はありません。

たしかにGPSから速度を割り出すことはできませんが、映像に映っている風景から、たとえば道路の白線やガードレール1つ分を通過するのにかかった時間を計り、白線の間隔やガードレールの長さを調べれば、距離と時間が分かりますから、速度を算出することができるからです。

ドラレコの取付について→5分で終わります!

今回の取付作業、徹底的に配線を隠すことを頑張ったので2時間近くかかってしまいました^^;

ですが、ドラレコ自体の取付は以下の2ステップのみ。

  1. ドラレコ本体を、フロントガラスの裏に両面テープで貼る
  2. 電源コードを、車のシガーソケットに差し込む

これだけなら5分で終わるので、お店に工賃を払うのはもったいないですよ!(笑)

配線の隠し方を含めた、詳細な取付方法の説明はこちらの記事に書きました♪

メモリーと記録時間の関係

DRY-WiFiV1cには標準で8GBのメモリーが付属しており、購入してすぐに撮影できるようになっています。

ただし、8GBだと最高画質で50分しか録画できません。

2015/5現在、マイクロSDカードは64GBのものまで発売されており、これだと7時間弱の記録が可能。
64GBだと3000円、その半分の32GBだと1500円程度で購入できるので、一緒に買っておきましょう。

まとめ:「1万円ちょっとで迷ってるけど、違いがよく分からない…」というあなたに♪

DRY-WiFiV1c、正直なところドラレコとして最高峰だと言うつもりはありません。

ですが、これに1万円足して得られる性能に誰もが価値を感じるかというと、そこまでではないと思いますし、万が一の事故の際、証拠としての力が2倍になるとも思えません。

安心できる国内メーカー品という点は海外製品にはマネできないポイントですし、「予算1万円ぐらいでどの機種にしようか悩んでるんだけど、違いがよく分からないんだよね…」という方にはオススメできる、安定の1台だと言えます。

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