【工賃節約・DIY】ドラレコの簡単な取付け方♪

ドラレコの取り付け、その気になれば5分で完了!配線隠しだってDIYでできちゃいます♪

最近、つける人がだいぶ増えてきたドラレコ。

オートバックスで買って、その場で取付もお願いしちゃう人がほとんどだと思います。新車を購入して、ディーラーで付けてもらう人もいますよね。

しかーし、工賃なんて払うのは勿体ない!_DSC6191

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あおり運転対策のためのドラレコ選びについても、記事を書きました!

あおり運転対策のためのドライブレコーダー:360度ドラレコか、前後2台装着か?おすすめ機種を解説!
2017年6月に東名高速で発生した「あおり運転」に起因する追突死亡事故の報道をきっかけに、「煽り運転」に対する抑止力や、被害者であることの証明をするためにドライブレコーダーがあらためて注目されています。 通常、ドライブレコーダ...

ドラレコの取り付けは、以下の2~3ステップで完了します♪

ドラレコの取り付け自体はとても簡単で、手順はこれだけ。

  1. 電源ケーブルをシガーソケットに挿す
  2. フロントガラス上部に両面テープや吸盤で本体を装着する
  3. (配線をきれいにまとめる)←お好みで。

どうです?
難易度としては炊飯器みたいなもんじゃないですか?(笑)

実際のところ、3番にこだわると大変なんですが、そこを3段階に分けて、10分で終わる方法から、配線がまったく見えなくなる方法までご紹介します!

レベル別、ドラレコの取付け方3パターン

本体の取り付け

まずは、本体を取り付けます。

  1. 大まかな位置にドラレコをセットして、養生テープやマスキングテープで仮止め
  2. 電源ケーブルを繋いで、ドラレコの液晶を見ながら、取付位置を微調整
  3. 見え方を確認して、問題なければ両面テープ(や吸盤)で貼り付け

これだけでも一応は使える状態になりましたが…。

このままだと、フロントガラスに付いているドラレコから、床の近くにあるシガーソケットまでケーブルが垂れ下がっているわけですから…さすがにイヤですよね(笑)

それでは、本題です!

配線の隠しかた

※所要時間はかなり感覚的な目安です

レベル1:配線クリップを使う(所要時間10分)

一番簡単なのがこの方法。これを使います。

金属やプラスチックでできたクリップで、裏には両面テープがついてます。
なので、クリップにケーブルを通して、窓の縁に、ペタペタしていきましょう。

分かりやすくするために、目立つ場所にドラレコとクリップをつけて、イメージ写真を撮ってみました。

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実際は、もっと窓枠の近くにクリップをつけて、数も増やせばケーブルが垂れ下がってくることもありません。配線クリップだけでも視界からは消えますし、内装と窓の間のスキマが大きめの車だと、これだけでもかなり見えにくくなったりします。

レベル2:内装に隠す(所要時間30分)

そうはいっても、上の方法だと配線クリップが少し見えたり、ケーブルを隠しきれなかったりします。

そういうときは、ピラーや内装の内側にケーブルを隠しましょう!
ケーブルを押し込むことさえできればいいので、完全に分解する必要はありません。

赤い線がドラレコの電源ケーブルで、点線が内装に隠れている部分です。

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まずは、手で内装の片側を持って、引っ張ってみましょう…これで少しスキマが広がるようであればシメたもの。もう片方の手で、ケーブルを押し込むだけです。

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そこまでスキマを広げられない時は、内装リムーバーを使います♪

内装のスキマに差し込んで、てこの原理でスキマを広げたり、段差になってる部分を使って引っ張って広げたり。
少しだけできたスキマに、先っぽを使ってケーブルを押し込んだりして使います。

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この方法で、ピラーのスキマを通して、ドアのあたりまでケーブルを持ってくることができます。

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ここから車体中央のコンソールまでは、運転席ならペダルの上の空間、助手席ならカーペットの下に隠しちゃうのが簡単です♪

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ちなみに、ペダルの上の空間は各種配線でグチャグチャですが、要はペダルに絡まなければいいだけなので、ビニールテープやタイラップでまとめておきましょう。

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助手席は、カーペットの裏に余分な配線を隠すだけなので、簡単です♪

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ここまでで、ケーブルの9割は隠すことができます♪

レベル3:隠しシガーソケット増設(所要時間40分~2時間)

レベル2までやると、ほとんどのケーブルは隠すことができますが、シガーソケットに挿さっている部分は隠すことができません。

これをも見せたくない時は…見えないところに、シガーソケットを増設してしまえば良いんです!
そんなことが…できちゃうんです、実は。

ただ、初めてやろうとすると取っつきにくい部分ではあるので、自信が無い方は車に詳しいお友達や専門店に依頼しましょう。

方法はいくつかありますが、僕がやったのはヒューズボックスから電源を取り出す方法です。

車種によって違いますが、運転席の足元周辺のカバーを外すとヒューズボックスが見つかります。
この中のヒューズを外し、代わりに増設シガーソケットのコネクタを差し込むことで、ヒューズボックスからの電気を使ってシガーソケットに電気を送ることができるんです。

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ただ、いくつか注意点があります。

ヒューズの形状に注意

僕はコレをうっかり忘れており、友達に使えないものを買わせてしまいました(汗)

平形・ミニ平形・低背の3種類があります。

アクセサリー電源を使う

ヒューズボックスから撮れる電源には、大きく分けて常時電源とアクセサリー電源(以下、ACC)の2種類があります。
両者の違いは、「エンジンがかかっていない時に、電気が流れているかどうか」
(厳密には、エンジンをかけていなくても、キーをACCに回した時に、です)

たとえばルームランプは、エンジンをかけていなくてもドアを開ければ光るので常時電源、オーディオはエンジンをかけないと聞けないので、ACCです。

どのヒューズが何に割り当てられているかは、車両の取扱説明書や、ヒューズボックスのカバーに記載されていることが多いです。

ドラレコはエンジンをかけていない時に使う必要が無いので、ACC電源に繋ぎます。もし常時電源に繋いでしまうと、エンジンを切っても録画し続けて、そのうちバッテリーが上がってしまいます。

なので、いくつもあるヒューズの内、ACCのヒューズを選ぶ必要があります。
車にもともと付いているシガーソケットに割り当てられているヒューズがあれば、それが一番ですね。

増設シガーソケットのアンペア値に注意

ACCのヒューズを見つけたら、そのヒューズに書いてある数字を確認してください。
10とか30といった数字が書いてありますよね。

これがなんのことか説明すると長くなるので割愛しますが、シガーソケット側に「何アンペアまでのヒューズと交換してください。」と書いてあります。
これを守らないと、ヒューズが切れて増設したシガーソケットへの電源供給が止まってしまったり、最悪の場合、ヒューズが切れないことで過大な電流が流れて車両火災に繋がることも考えられます。

重要性の低そうなヒューズを選ぶ

適正なアンペアのACCを使うヒューズを見つけたら、それが何に使われているのか確認しましょう。

前述の通り、どのヒューズが何に割り当てられているかは、車両の取扱説明書や、ヒューズボックスのカバーに記載されていることが多いです。

元々車に付いているシガーソケットに割り当ててあるヒューズであれば、なんらかのトラブルでヒューズが切れても、シガーソケットに繋いでいる機器の電源が落ちるだけです。

逆に、例えばエアコンのヒューズを使ったりすると、ヒューズが切れた時にエアコンが動かなくなってしまいます。
ヒューズの中には、ブレーキやステアリング、エアバッグなど、重要な機器の作動に関わるモノもありますので、このようなヒューズからは極力取らないようにしましょう。

アースの取り方

理科の授業を思い出して欲しいのですが…電気は+とーをつないで初めて電気が流れます。
そして、ヒューズから取れるのは+なんですが、-をどこかにつなぐ必要があります。
車の場合、マイナス端子の代わりに、車のボディそのもの(金属製なので)を使います(「ボディアース」と呼びます)。

増設シガーソケットから、半円状の端子が付いたケーブルが出ていますので、これを車のボディの金属部分と接しているネジに共締めします。

で、そんなネジがどこにあるかというと車種次第なのですが…ほぼ確実と言えるのが、シートがついているシートレールのネジです。

これを緩めて、先ほどのアース用のケーブルをネジに噛ませて、締め付けましょう。
ただ、シートまでアースのケーブルを引こうとすると、長さが足りないかも知れません。

他には、カーナビやオーディオはアースを取っているはずなので、その配線を使う方法や、グローブボックス内やヒューズボックス回り、ドアの付け根などに使えるボルトがあることもあります。

作業自体は簡単、でも探すのが大変…。

ヒューズボックスを開けたことすらない人にとっては、ものすごく難解な作業に見えるかも知れません。

でも、やっていることは「ヒューズを抜いて、挿す」「アースのケーブルをネジと共締めする」という2つの作業だけです。
大変なのは、使うべきヒューズを見つけることと、アースを取る場所を探すことです。

僕が友達のプジョー207CCにドラレコを装着した時は2時間近くかかってしまいましたが、取り付けと配線隠し(レベル2まで)は20分ぐらいで終わり、残りはヒューズとアース探しでした(笑)

レベル2までをDIYするのが、タダでお手軽♪

レベル2までなら、初めてでも30分ぐらいあればできます。

そして、オートバックス等のショップに頼んでも、「ドラレコの取付け」としてやってくれるのはレベル2までです。
その程度のことに工賃を払うのはもったいない!

レベル3の「隠しソケット増設」は慣れていないと難しいかもしれませんが、レベル2まで自分でやって、浮いた工賃で美味しいランチでも食べましょう♪

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オススメのドラレコはこちら♪

もし、まだどのドラレコにしようか迷われているのであれば、よかったらこれらの記事もご覧下さい♪

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コメント

  1. 智英 より:

    配線類を隠すのは苦労しますね、アメ車の場合と言うか一部車種ですがセンターコンソールには3っつアクセサリーソケットがついてるので下側のカバーをT25をペンインパクトに刺して
    外してミラー型レーダーの配線を殆ど隠してます。見えるのは天井側の配線とソケット側の配線です。今度、FRC FC-DR202W を取り付ける予定ですが、トリプルソケットをダッシュボード裏側付近に取り付け配線を隠す予定です。

    • たかっか より:

      智英さん、こんにちは。

      コンソールにアクセサリーソケットが3つもあるんですか?
      タコ足不要で便利といえば便利そうですね^^

      配線隠しはこだわるとキリが無いですからね…僕は後付け機器が多すぎるので、半ば諦めてます(笑)

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