箱根と湯河原を結ぶ、本格ワインディングロード
約2ヶ月ぶりのドライブコースネタの記事になってしまいました(汗)
今回ご紹介するのは、神奈川県道75号線、通称「椿ライン」。
芦ノ湖の南岸、ちょうど遊覧船乗り場のあるあたりから、熱海の5kmほど北に位置する湯河原を結ぶ、全長約25kmの道路です。
…特に景色がいいわけでもなく、走るのが楽しい道なので、写真は全然ありません(笑)
3分で分かる、椿ラインの解説動画
動画を探しても、走り屋の暴走動画か、ひたすら車載動画を流している動画しか見つからないので、自分で作りました!
コンセプトは、「BS日テレで放送されていた「峠 TOUGE」よりもテンポ良く、普通の車載動画よりもためになる」です(笑)
走り好きにはオススメ!
箱根と湯河原という観光地を結んではいますが、曲がりくねった道で距離はあることから、決して移動手段として便利な道ではありません。
時短したい方や、山道が得意でない方は、有料ですが湯河原パークウェイを利用される方が良いです。
全線2車線の快適ワインディング
椿ラインは、全線2車線な上、最近舗装工事も行われたようで、非常に走りやすくなりました。
中でも、箱根新道の芦ノ湖大観IC~箱根ターンパイクの大観山~奥湯河原を結ぶ17kmの区間は、ほどよいコーナーが連続するワインディングで、舗装も綺麗な2車線道路ということで、平日でもツーリングに来ているバイクのグループや、ちょっとしたスポーツカーを見かけました♪
もちろん、頭文字Dにも登場しています(笑)
ただ、それほど交通量は多くありませんが、それでもゆっくり走る車に追い付いてしまうことはあるので、そういうときは無理な追越しはしないでください。直線区間はほとんどありませんし、ほぼ全線が追越し禁止です。
どうしても引っかかるのがイヤなら、何往復かしてください(笑)
ちなみに制限速度は30kmです。
おすすめドライブルート
椿ラインを走ると、必然的に箱根を通ることになります。
箱根と言えばターンパイク、そして通な方は旧東海道を連想されますよね♪
湯河原から東京方面への帰り道は海沿いの国道135号線の1択です。
この国道135号線は観光シーズンや週末は大渋滞する道路で、昼過ぎまでは下り線が、午後からは上り線が混雑します。
なので、走り目的で椿ラインに行く際は、昼頃までは先にターンパイクで箱根へ→椿ラインで湯河原へ→R135で小田原へ、というコースがおすすめです。
午後のドライブであれば、逆にR135で湯河原に行き、そこから椿ラインを上り、箱根からターンパイクを下るコースであれば、渋滞にはまらずに楽しめますよ♪
国道135号線に抜ける時の抜け道
椿ラインを抜け道として使う、という意味ではありません。
椿ラインを下った後、湯河原駅や国道135号線方面に向かう際のちょっとした抜け道です。
椿ラインのワインディングを下りきり、奥湯河原温泉のT字路を左折します。
そこから600mほど走ると、分岐があるのでこれを左折。
すると、冒頭の地図からも分かるとおり、市街地を避けて湯河原駅近くまで行くことができます。
さらに、再び県道75号線と交差する「五所神社前」の交差点も、左折せずに写真の通り直進方向に向かうことで、湯河原駅前も通らずに国道135号線に向かうことができます。
走りを楽しむ以外の目的には不向き
伊豆への抜け道としては使えない
前述の通り、混雑する国道135号線の迂回路として見ることはできますが、曲がりくねった道なので、まったくショートカットにはなりません。
渋滞回避を目的とするなら、箱根ターンパイク~県道20号線~伊豆スカイラインというルートが一番です。
お金かかりますけどね…。
特に景色も良くない
箱根から下るワインディングではあるのですが、山の斜面をグネグネと下って行くので、ほとんど木と山肌しか見ることができません(笑)
海や富士山を望めるスポットは少ないので、このことからも「ただ走るための道」という印象が強いです^^;
峠好きな方はぜひ♪
ターンパイクを200km/hで走るわけにはいかないですし、旧東海道の七曲がりは急カーブ過ぎる…そんな箱根エリアにおいて、とっても「ちょうど良い」のが椿ライン。
ドライブのついでに組み込むのは難しいですが、純粋な走り好きの方であればきっと気持ちの良いドライブになりますから、ぜひ走ってみてください♪