モデルチェンジまだです!クルマ好きパパは、プリウスα G’sで決まり!
どんなにクルマ好きであっても、家族ができれば、奥さんに言われれば、いつまでも趣味車に乗ってるわけにもいきませんよね?
しかし、乗りたくないクルマは乗りたくない!
新型プリウスは結構いいらしいけど、デザインが好きじゃない!てか待てない!
ミニバン?あんな車高が高くてカーブでフラフラするようなクルマ嫌だ!
とはいえ…ミニバンだとか、ハイブリッドだとか、まぁ嫁の言ってることも分からなくはない。
そんなお父さんに、最終手段としてプリウスα G’sをおススメします♪
G’sとは、メーカーチューニングのスポーツグレード!
まず、G’sというブランドについて解説します。
G’sとは、サーキット走行やレースなどの本格的なモータースポーツではなく、通常のストリートで気持ち良く走れるようにセッティングされたスポーツグレードのことで、プリウスαやアクアから、ハリアーやマークXまでラインナップされています。ちなみにトヨタがG’sブランドを導入した第1号車は、ミニバンのノア・ヴォクシーでした。
G’sブランドのクルマは、エンジンやトランスミッションには一切手が加えられていませんが、トヨタのレーシングチーム「GAZOO RACING」のテストドライバーによって検証され、サスペンションやボディ剛性、シート、ペダルに至るまで、トータルでチューニングされています。
プリウスα、プリウス、マークX、ヴィッツのG’sグレードをベース車と乗り比べたことがありますが、ベース車とは別次元のハンドリングに仕上がっているのが特徴です。
プリウスα G’sをオススメする理由
スポーツグレードでも、使い勝手は通常グレードと同じ
前述の通り、G’sは走りも重視されたグレードですが、ミニバンとしての使い勝手がそのまま残っていることが最大の特徴です。
5人乗り・7人乗りが選べる
通常のプリウスαと同様、G’sグレードでも5人乗りと7人乗りが選べます。
7人乗り仕様の3列目は、さすがに緊急用という感じがありますが、通常のグレードと居住性の差異はありません。
トランクルームも一切犠牲になっていない
トランクルームの使い勝手も通常のプリウスαと全く同じです。
構造上トランクの床が高めの位置にありますが、プリウスよりも車高があるので、縦長の荷物でもプリウスより余裕をもって積むことができます。
燃費はまさしくハイブリッド
実燃費は20km/L前半
ハイブリッド車の燃費は運転の仕方によって大きく変わりますが、大体20km/L前半です。上手に運転すると25km/Lも超えます。
通常グレードと異なり、G’sでは「ダンロップSP SPORT 01」というスポーツ寄りのタイヤを履いていますが、十分な燃費と言えます。
スポーツタイヤではなくエコタイヤを装着すれば、さらに燃費は改善するでしょう。
プリウスαとは別物の、高級感あふれるインテリア
フロントシートはなかなかの出来!
通常グレードのプリウスαのシートや、トータル的に見た乗り心地は、輸入車にも乗り慣れている僕からすると正直「拷問レベル」なのですが、G’sのフロントシートはお見事です。
サイドサポートまでしっかりしており、またクッション材の硬さもちょうど良く、長時間運転しても疲れにくいです。
2・3列目はシート表皮が違うだけで、シート自体はノーマル車と変わりませんが、このフロントシートには感心しました。
プラスチックの安っぽさを感じさせないインテリア
プリウスαのインテリアは、先代プリウスほどではなくとも、エコプラスチックむき出しで安っぽい印象でしたが、G’sでは専用の革シボ調合成皮革で運転席・助手席のインストゥルメントパネルが覆われており、高級感すら感じます。
ドアの内貼りも、通常のグレードはファブリックなのに対して、革シボ調合成皮革が使われており、ここでも見た目グレードアップ!
さらにはクロームメッキとスピンドル調加工、高輝度シルバー塗装がなされたエアコン温度調整ダイヤルは「お金かかってるなぁ~」と感心してしまいました。値段に相応しい高級感が感じられるインテリアです。
一方で、ピアノブラック調のパネルがあちらこちらに使ってありますが、これらはホコリや傷、手垢が非常に目立ちますので要注意です。
カッコいいスタイリング
専用エアロと18インチホイールでビシッと決まる!
G’sには専用のエアロパーツと18インチホイールが装備され、ノーマル車に対して車高が25mmダウンされているので、何もドレスアップしなくてもビシッと決まっています。
ダウンスプリングのダウン量が25mmに抑えられていることも、必要以上にフロントスポイラーを擦る心配をしなくて良いのが嬉しいところで、実用性とスタイリングをバランスよく融合しています。
切削光輝された18インチアルミホイールもなかなかの質感ですが、偏平率が45と薄めのタイヤなので、ちょっとクルマを寄せる際に縁石でガリっとホイールにガリ傷をつけやすいので要注意ではあります。
また、18インチのタイヤは国産車であっても高価で、4本で最低7~8万円はみておいた方が良いでしょう。
自分でカスタマイズするよりダンゼン安い!ベース車+約36万円高
G’sモデルの詳しいチューニングメニューは車種ごとに異なりますが、プリウスα G’sは「S ツーリングセレクション」をベースに、以下の通りとなっています。
足回り
G’s専用チューニングサスペンション(約25mmダウン)
剛性アップパーツ
- スタビライザーブラケット大型一体構造
- フロントサスペンションメンバーブレース
- フロアセンターブレース
- リヤバンパーリインフォース
空力操安パーツ
- フロントホイールハウス後端スパッツ
- フロントサスペンションメンバーブレーススパッツ
- リヤブレース一体型スパッツ
- リヤブレーススパッツ
エクステリア
- G’s専用エアロパーツ
- LEDイルミネーション
- サウンドチューニングされた専用マフラー
- 切削光輝された18インチアルミホイール+ダンロップSP SPORT 01
インテリア
- G’s専用フロントスポーティシート
- タコメーター
- 専用ステアリングホイール&カーボン調シフトノブ
- 各種ピアノブラック仮装パネル
- 革シボ調合成皮革のインストルメントパネル
- アルミペダル
これほどの装備が36万円で付けられるというのは非常にお値打ちです。
例えばオプションカタログをめくってみると、モデリスタのエアロだけで一式20万円弱しますし、ダウンスプリングも3万円弱、スポーツマフラーが8万円弱、更に工賃…とやるとあっという間に36万円以上になります。
G’sは逆にもうこれ以上カスタムする所がないくらいにフルカスタム仕様となっていますから、むしろお得と言えます。
ハンドリングがなかなか楽しい
通常グレードの足回りに対する不満が全て無くなった
通常グレードのプリウスαは、クルマ好きにとってはドシドシした足の動きや剛性感の無さなど、「すべての欠点を燃費で割り切るクルマ」だったと思います。
それに対してG’sは足回りに関する不満が一切なくなりました。速度を上げてもビシッと走る。
さらに、一般的にダウンスプリングは固い乗り心地になりがちですが、想像するほど固くありませんでした。これならば同乗する家族からも不満の声は挙がらないでしょう。
大きな段差を乗り越えた時などの上屋の動きなど、もうチョット剛性感が欲しいと思うのはノーマルのプリウスαと同様ですが、快適性を失う程ガチガチ過ぎず、ハンドリングを十分に楽しめるだけの動力性能が上手く両立できていると感じました。
タコメーターが付き、アイドリング時のマフラー音も低音
プリウスαはプリウス同様にタコメーターが付いておらず、更にはエコな制御が入って、「乗せられている感」が100%でした。
一方でG’sでは中央のインフォメーションディスプレイ部分にタコメーターの表示がされます。
これはクルマ好きにとっては嬉しいですが、ここまでくると「マニュアルモードが欲しい!」と思ってしまいます。パドルシフトもマニュアルモードも無いのが何とも残念です。裏を返せば、そんなのが欲しくなるくらいにハンドリングは面白くて走る気にさせられるということですが。
またサウンドチューニングされた専用マフラーも期待するほどでは無いものの、ノーマルのプリウスやプリウスαのようなアイドリング時の安っぽい音では無く、低音のスポーティーなサウンドを奏でてくれます。
それに、何よりまず見た目が違いますね。
走りたいお父さんと、経済性が大事なお母さんの妥協点
プリウスαのG’sは、カッコ良くて走るクルマが欲しいお父さんと、維持費がかからなくて家族で乗れるクルマが欲しいお母さんのニーズのちょうどよい妥協点にあるクルマだと言えます。プリウスαG’sの特徴は・・・・
- 経済性や使い勝手はノーマルのプリウスαのまま!
- 新型プリウスよりトランクルームが広い!
- 自分でカスタムするより断トツ安い
- 運転するのが楽しい
メーカー公認のチューニングカーといえる乗り味
先日発売された新型プリウスも低重心となって、ハンドリングや走る楽しさにこだわったとメーカーが謳っている以上、G’s系とドッチが面白い?と気になるかもしれませんが、正直どっちも面白いです。
ただ、その面白さの種類が違います。
新型プリウスは欧州車っぽい面白さといえるでしょう。
つまり、パッケージングからの見直しで、基本性能を磨いた故に辿り着いた、安定感のある走りです。
一方でG’sの面白さは、チューニングで足回りをガッチリ硬めた系の面白さ。
仮に、シルビアやチェイサーでドリフトしてるような人に「どっちが楽しいですか?」と聞けば、新型プリウスよりもプリウスα G’sを選ぶでしょう。
値引き25万円、予算は370万円
オススメは5人乗り:293万1709円
グレードは1種類で、5人乗りと7人乗りが選べるだけです。
7人乗る機会、もっというならばどうしても7人乗せないといけない機会って、ほとんど無いのではないでしょうか?7人乗りは約20万円高になりますから、おススメは5人乗りです。
5人乗り仕様に、最低限の用品を付け、20万円程度のナビを付けたとして、コミコミ400万円弱でしょう。知人が2015年10月にプリウスα G’sを買ったのですが、値引きは約25万円でした。したがって、予算は370万円程度みておけば大丈夫です。
また、新古車を見つけることができれば、納期は一気に短縮・価格もグッと低い1台に出会えることがあります。
こちらのサイトでメーカー・車種名を入力し、備考欄に「新古車希望」と書いておけば、一般の中古車サイトに掲載される前の非公開情報から、新古車を探してもらうことができますよ。
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オススメオプション:ナビはアルパインの車種専用ナビがオススメ!
プリウスα G’sはマットやバイザー以外に、これといって付けるべきオプションはありません。
唯一の問題は、ナビをどうするかでしょう。10万円台の安いものから、25万円以上するアルパインの車種専用ナビまでラインナップされていますから、選ぶナビ次第でも価格は変わってくると思います。
僕のオススメはアルパインの車種専用ナビ!
9インチ大画面の上、画質も良く、表示も見やすいですし、オープニング画面は「PRIUS α G’s」とまで出ますから、社外ナビ感は全くありません。
ALPINE(アルパイン)カーナビゲーション9型【プリウスαMC後専用】 EX9-PRA2
モデルチェンジはまだ先なので、型落ちになる心配はしばらくなし
新型プリウスはこの冬でフルモデルチェンジですが、プリウスαのデビューは2011年。そして2015年にマイナーチェンジされたばかりなので、まだまだ新しいです。
「買ってすぐに型落ちになってしまうんじゃ?」なんていう心配はご無用。
納期も1か月弱と、半年待ちといわれる新型プリウスと大違い!!
燃費の良いミニバンを選ぶしかなくなったクルマ好きのお父さんにとって、プリウスα G’sは救世主と呼べる1台です。
今の愛車を高く売って、購入予算を稼ぎましょう♪
「あと10万あれば、あのオプションに手が届くけど…さすがにこれ以上は無理。」
そう思っているあなた、諦めるのはまだ早い!
ディーラーに下取りなんかに出さずに、一括査定で一番高く買ってくれるお店に売れば良いんです!
ちょこっと手間は増えますけど、それで欲しいオプションが付けられれば、安いもんじゃないですか??