今回の3分ワインディングは、土坂峠。
これといって何もない峠ですが、グーグルマップを見ると「土坂千本桜」なんていうスポットがあるので、桜の名所ではあるみたいです。
でも、我々みたいな人にとっては「高橋啓介のFDがオイルで滑って事故ったところ」と言った方がはるかに分かりやすいと思います。
Googleマップ&アクセス
さて、そんな土坂峠は埼玉県の秩父市と群馬県の神流町を結ぶ県道71号線の一部で、全長約9kmのワインディングです。
最寄の高速インターは関越道の花園インターですが、35kmほどあります。
走ってみるとこんな峠
センターラインのある区間と無い区間が半々ぐらいの道ですが、センターラインがない部分もすれ違いできるぐらいの道幅があります。まさに頭文字DでFDとランエボがぎりぎり横並びで走れちゃう、あの感じです。
頂上にトンネルがあって、ここが県境になっているんですが、ここを境にクネクネ度合いが変わります。
埼玉県側はタイトコーナーの連続で結構忙しいです。
一言で言えば「走りやすい裏ヤビツ」。
すれ違いの不安はないものの、ブラインドコーナーだらけなので、しっかりとカーブミラーをチェックしながら走る必要があります。ところどころ2車線区間が出てくるあたりも裏ヤビツっぽいですね。
群馬県側は3カ所のヘアピン以外はゆるやかなコーナーが中心になっています。
北向きに下って行くときはスピードが乗ってしまいがちですが、センターラインが無い区間も多いので、くれぐれも対向車には気を付けましょう。
そしてコースの後半には、オイルが撒かれていたあのヘアピンがあります。
そのすぐ横には、FDを修理していたスペースもありますよ。
頭文字Dの埼玉エリア巡礼ガイド
今回は峠グルメをしていないので…突然ですが、頭文字Dの埼玉エリア巡礼ガイド~。
埼玉エリアには土坂峠のほか、正丸峠・定峰峠・間瀬峠のトータル4カ所の峠があるわけですが、意外と離れているのでどう回るかは結構悩みました。
というのも、4カ所を回るだけならたぶんこんなルートが効率的だと思うんですが…。
ここまで来ると、もう妙義山や碓氷峠もそんな遠くないんですよ。
ただ、碓氷峠まで足を伸ばすなら、いっそのこと榛名山も、だったら赤城山も…ってなって、収拾が付かなくなります。
巡礼ツアーを考える時は、群馬エリアも含めてスケジュールを考えましょう。
まとめ
近くにこれといった見どころもなく、ドライブ自体がめちゃくちゃ気持ちがいいかというとそうでもない、結構微妙な峠なんですけど、頭文字Dの聖地巡礼をするには避けて通れません。
うまいこと他の峠と組み合わせて、セットで回ることをおすすめします。