今回の3分ワインディングは、志賀草津高原道路。
結構長い道なので、今回は草津温泉側の半分を今回は取り上げます。
志賀草津高原道路で有名なのは「日本で一番標高が高い国道」だということ。頂上にある渋峠は標高2172mあり、富士山五合目が2400mですから、その高さがイメージできると思います。
その標高の高さから、ゴールデンウィークでもスキー場が営業していたり、こんな写真を撮ることができたりします。
Googleマップ&アクセス
そんな志賀草津高原道路は国道292号線の一部で、今回紹介するのは草津温泉から渋峠までの約20kmの区間です。
近くに高速は通っていないですが、東京からアクセスするなら関越道の渋川伊香保インターが一番便利です。
走ってみるとこんな峠
走りのイメージはない峠ですが、実は榛名山を中心にすると赤城山・妙義山・碓氷峠とほぼ変わらない距離にありますから、聖地巡礼ついでにぜひ行って欲しい峠です。実際、僕も1泊2日でこの5カ所を回ってきました。
この道のもうひとつすごいところは、活火山である白根山のすぐ横を通るということ。
201年8月現在、噴火警戒レベル2になっていて、通行は可能ですが火口付近の施設や駐車場は使用禁止になっています。
窓を閉めて走っていても車内に硫黄の匂いが入ってくることもあるぐらいないので、駐車禁止エリアでは絶対に車を止めないでください。
この関係で、朝9時から夕方5時までの間しか通行できなくなっています。
そんな危うい一面も持っていますが、景色が本当に綺麗です。
緑の豊富な山並みを望みながらコーナーを抜けたら、火山活動によってできた荒々しい岩肌が突然現れたりと、こんな正反対の景色が次々とみられる道路はなかなかありません。
道の方は全線2車線で道幅も広く、タイトコーナーも少ないので非常に走りやすいです。
制限速度は40kmなのでそんなガンガン飛ばすわけにはいきませんが、碓氷峠や妙義山あたりでひたすらハンドルを動かしまくっていた後に走ると、景色を楽しみながら心に余裕を持ってドライブすることができるのでおすすめです。
峠グルメ
今回の峠グルメは、宿泊した草津温泉にあるペンション「ブランシェ」のレストラン。
高級レストランみたいに料理の説明をしてくれたりしてリッチな気分になれるんですが、この上州豚のグリルは1600円ほどと、案外リーズナブル。もちろん、味の方も美味しかったです。
こちらのオーナーさんはかなりの車好きなので、宿泊先としてもおすすめですよ。
まとめ
頭文字Dの群馬エリア聖地巡礼に含められる場所にあって、草津温泉にもすぐ行けて、火山ならではの絶景も楽しめる、志賀草津高原道路。
今回は天気がイマイチで、その絶景を100%お伝えすることはできませんでしたが、ぜひその目で確かめに行ってみてください。