ロードスターらしさがまったく失われていないことに驚き!
先日、個人間カーシェアリングサービス「Anyca」で発売直後のロードスターRFをお借りして、峠道を中心に200kmほど走ってきました。
そこで、NAロードスター乗りの僕がRFのインプレをお届けします。
一言で言うと、「RFになっても、しっかりロードスターと人馬一体」です!
※記事とほぼ同内容の動画も作ったので、お好みでご覧ください。
走行ルートは東京近郊の峠道フルコース
今回走ったのは、大垂水峠・宮ヶ瀬北岸林道・鶴峠・奥多摩周遊道路・檜原街道という、東京から半日あれば充分回れる、ワインディングのフルコース。
この手のワインディングを走り出せば、たとえ100kg重くても、フルオープンにならなくても、乗り味はロードスターそのもの。
僕はいつもNAは40kmから楽しくなって、NDは50km出せば楽しめると言っていますが、RFも50km出せば楽しめます。
ソフトトップに乗って楽しいと思った人は、きっとRFも楽しめるはず。
グレード構成を簡単に紹介
※マツダ公式サイトより引用
今回お借りした車は3つあるグレードの真ん中であるVSですが、3グレードともキッチリ住み分けができています。
一番高いRS
ビルシュタインのダンパーとレカロのセミバケが目玉になっているスポーツグレード。
真ん中のVS
高級感あふれるブラウンのナッパレザーのインテリアが特徴で、かつてのVスペシャルのような立ち位置です。
素のS
ソフトトップの中間グレード、スペシャルパッケージとほぼ同様のインテリアを持つシンプルなモデル。
RFにはVSグレードがおすすめ!
個人的には、スポーティとかシンプルさを求めるならソフトトップだと思っていて、RFにはVSの落ち着いた内装がピッタリだと思います。僕も買うとしたらVSを選びます。
レザーシートもワインディングを流す分には充分なホールド性で、以前ソフトトップで同じぐらいの距離を試乗した時よりも疲れなかった気がします。
RF最大の特徴はハードトップ、2番目は2リッターエンジン
この2リッターエンジン、レッドゾーンが6500回転からと、1.5リッターよりも1000回転低いんですけど、それでも充分面白いです。
VSグレードにはエンジン音の美味しい部分を車内に伝えるサウンドエンハンサーはついていませんが、それでも充分気持ちの良いサウンドが聞こえてきます。
細かな違いを感じ取るのが苦手な僕は、良くも悪くも1.5リッターとの違いは感じず、同じように気持ち良く走ることができました。
フルオープンも捨てがたいけど、ファストバックの快適性はすごすぎる!
一方、やっぱりロードスター好きとしてはファストバックではなく、フルオープンになって欲しいという思いはあります。
前を向いて走っている分には関係ないんですけど、車線変更とかバックで後ろを向いたときのあの開放感が魅力なんですよね~。
なので、乗る前はリトラクタブルハードトップが良かったな~、なんて言ってましたけど、いざ実際に乗ってみると、RFの良さもよく分かりました。
オープンにしていてもとにかく快適なんです。
しかも、カメラを取り付けるためにシートの間に付いているディフレクターを外していましたが、それでも巻き込み風がほとんど入ってこず、かなり静かです。
助手席に座っている人とお話しする時も、声を張り上げる必要は一切ありませんでした。
ロードスターRFの弱点
と、ここまで良いことばっかり言ってきましたが…弱点もないわけではないです。
まずはお値段。なんだかんだで400万行っちゃうのは痛いです。
ただ、86でも360万ぐらい行っちゃうわけですから、そう考えれば仕方がないとも思います。
2つ目は電子スロットルのさじ加減で、パーシャルとアクセルオフの間をもう少し細かくして欲しいという感じがしました。エンブレを効かせたくはないんだけど、シフトアップはやりすぎ…という時に、ちょうどいいポイントが見つからない、という感じです。
あとは細かいところで、スポーツカーのくせにアイドリングストップして鬱陶しいとか、シフトアップの指示が燃費優先すぎるとか、気になったのはそのぐらいです。
まとめ:むしろオープンドライブはRFの方が楽しめる!?
RFになって、大人っぽい走りに落ち着いてしまったのかと思いきや、ロードスターらしい走りは健在。
ファストバックで開放感は若干薄れたものの、それを補って余りある快適性のおかげで、むしろ気軽にオープンドライブを楽しみやすくなったとも言えます。
興味のある方は、ぜひ乗ってみて下さい。
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「あと10万あれば、上のグレードに手が届くけど…さすがにこれ以上は無理。」
そう思っているあなた、諦めるのはまだ早い!
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