今回の3分ワインディングは、足柄峠。
ここはハンドル操作フェチにはたまらない峠で、超タイトコーナーが連続する割に、なぜか2車線あって安心して走れちゃうことが最大の特徴です。
また、金太郎富士見ラインというビミョーな愛称が付いていることから分かるとおり、富士山のビューポイントがところどころに点在しているのも見どころです。
Googleマップ&アクセス
そんな足柄峠は、静岡県の小山町から神奈川県の南足柄市を結ぶ…といっても通じないと思うので、東名高速の足柄サービスエリアから大井松田インターの間の山を突っ切る全長11kmの峠と考えてください。
Google Mapを見ると、足柄駅方面に向かう県道78号線の方が立派な道に見えますが、あちらはいわゆる険道で、今回紹介する県道365号線の方がはるかに走りやすいです。
走ってみるとこんな峠
山頂には足柄城というお城の跡があって、ここを境に道の感じがガラッと変わります。
静岡側はセンターラインのない道路ですが、すれ違いには困らない程度の道幅があります。
コーナーもきつくないですし、タイトなヘアピンのところだけはセンターラインが引かれて2車線になっています。
ただ、木が生い茂っていてブラインドコーナーが多いので、くれぐれも対向車には気を付けましょう。
ヘアピン区間の途中に「誓いの丘」という展望台があって、晴れていれば富士山の絶景が望めます。理解ある彼女さんとのデートにもおすすめです。
誓いの丘から1.5kmほど走ると県道78号線に合流し、神奈川県に入ります。
道幅が広くなったり狭くなったりを繰り返しながら足柄万葉公園を過ぎると、足柄峠のハイライトである2車線クネクネに入ります。
ご覧のとおり、静岡から神奈川に向かうと結構な下りなので、調子に乗るとかなりスピード乗ります。あくまで30km道路なので、良識ある走りをお願いしますね。
でもほんと、2車線道路でこんなにタイトコーナーが連続する道なんてなかなかないですよね~。
峠グルメ
今回の峠グルメは、神奈川側に下りた先にある万葉うどん。
素朴なうどん屋さんで、おすすめは超シンプルな湯うどん。1年中おでんも食べれます。平日なのに地元の方を中心に大盛況でしたよ。
近くには夕日の滝という立派な滝もあるので、お時間ある方はぜひどうぞ。
まとめ
ワインディングとしての魅力は間違いなく2車線クネクネですが、週末の御殿場アウトレット渋滞回避にも使えますし、峠を抜けて南下すれば小田原方面にも抜けられる便利な道です。
万人にはオススメしませんが、このページを見るような方は知っておいて損はありません。