走行距離250km、一般道のみで7つの峠を走破!
ご好評いただいている動画コンテンツ「3分ワインディング」ですが、当然あの動画を撮影するためにドライブに出かけています。
僕としては、なるべく一度のドライブで多くのネタを撮ってきたいと思ってルートを考えているわけですが(笑)、これって「日帰りドライブでなるべく多くの峠を走りたい!」という人にとっても便利なルートだと思うんですよね。
そこで、そんなドライブコースを紹介する記事を書いてみることにしました。
ルート概要
スタート地点は神奈川県の伊勢原市、ゴール地点は秦野市としているので、高速でアクセスするなら東名高速の厚木IC・秦野中井ICから行くのが手っ取り早いです。
宮ヶ瀬湖
まず向かったのは、クルマやバイクのオフ会も頻繁に開催されている宮ヶ瀬湖。
伊勢原からは県道64号線でアクセスするのが一般的ですが、宮ヶ瀬湖が見えてきてからはスピード違反の取締りが非常に多いので要注意です!
今回はトイレ休憩のみだったので、宮ヶ瀬湖畔園地の駐車場に立ち寄っただけでした(30分まで駐車無料)
牧馬峠
宮ヶ瀬湖を抜けて、県道518・517・76号線と抜けて相模湖方面に向かいます。
県道518号線の途中にあるのが牧馬峠。
走りのステージにされるような峠ではありませんが、一部が2車線区間になっているので案外楽しいです。
ただし、狭隘区間もあって2カ所に幅2mのゲートが設置されているので、イマドキの幅が広い車に乗っている方は気を付けましょう。
5ナンバーであれば余裕です♪
名も無い峠(県道33号線)
相模湖から、今度は檜原村に向けて県道33・206号線を抜けていきます。
県道33号線の途中には1km近い立派なトンネルと、その前後になかなかのクネクネ区間があります。
スピード抑制用のデコボコ舗装はされていますが、全線2車線でなかなか楽しめますよ。
そこから先の県道206号線には峠はありませんが、ゆるいコーナーが連続する典型的な「山の中の県道」という感じで、全線2車線で流していて気持ちの良い道です。
奥多摩周遊道路
こちらは説明不要、東京都内で最高のワインディングですね。
動画でご覧いただいた方が早いです(笑)
青梅街道~大菩薩ライン
奥多摩湖からは国道411号線…つまり青梅街道を西に向かいます。
そう、あの都心を通っているあの青梅街道は、青梅を通り過ぎて遙か甲府までを結んでいるんです。
奥多摩湖から西の区間は山の間を縫って進むので、緩すぎずキツすぎない適度なコーナーが続くワインディングで、もちろん由緒正しい街道なので全線2車線で走りやすいです。
ただ、ガラガラというほど空いていることは少ないので、速めのペースで走っているとすぐにトラックなどに追い付いてしまうはずです。
途中の「道の駅たばやま」では、名物の鹿グルメ&ゆるキャラの「タバスキー」をお見逃しなく!w
しばらくは西向きに進んでいきますが、後半で南に向きを変えていきます。
そこからは走りやすいことに違いはないものの、時折タイトなヘアピンコーナーも現れたりしてより楽しくなってきます。
改良工事が行われてタイトコーナーは減っていますが、箱根ターンパイクのような雰囲気の道になりました。
大菩薩峠
裂石温泉の手前から、より激しいクネクネを求めて県道201・218号線に入っていきます。
Googleマップ上では「ロッジ長兵衛」がある地点まではセンターラインが無いタイトなワインディングで、気持ち良く走れるような道ではありません。一部すれ違いが困難な区間もあります。
ここに砥山への登山道の入口があり、駐車場も整備されています。
この先は道幅も広がり、センターラインはないもののすれ違いは問題ないレベルになります。
上日川ダムを過ぎるとクネクネはほぼなくなり、その先は観光名所の竜門峡を抜けて国道20号線(甲州街道)に合流します。
甲州街道~県道712号線で都留市へ
ここでいったん峠とはお別れして、普通の道(笑)で都留市に向かいます。
もっと峠を楽しみたい方は、県道212号線(甲州街道の旧道)で笹子峠に行きましょう。
センターラインはないのでガンガン踏める道ではありませんが、クネクネ成分が不足しているならおすすめです。
県道24号線
都留市からは県道24号線で道志村に向かいます。
道志村側の後半区間がいい感じのワインディングになっていて、デコボコ舗装がされていることから楽しい道だとお分かりいただけると思います(笑)
こちらも全線2車線ですが、やはり完全にガラガラとはいかないことが多いです。
道志みち(国道413号線)
山中湖から相模原市を結ぶ、東名高速の抜け道として有名な道志みちで、再び宮ヶ瀬湖に向かいます。
峠ではありませんが、渓谷に沿って進むので時にはタイトコーナーもあり、きれいな景色と相まって気持ち良く流せる道です。
もちろん全線2車線ですが、やはりそれなりの交通量があります。
ヤビツ峠
道志みちで宮ヶ瀬湖まで戻ってきたら、最後は大物のヤビツ峠が待っています。
もうこの日は峠に飽きていたのでもっとラクな道で帰ろうかとも思ったんですが、市街地の渋滞がイヤで結局ここへ…(笑)
宮ヶ瀬湖からこの「ヤビツ峠売店」がある場所までは通称「裏ヤビツ」とも呼ばれていて、一部区間を除いてセンターラインは無し、タイトコーナーが続く峠道です。場所によってはすれ違いも困難なので、山道に慣れていない方にはおすすめしません。
その先は路線バスも通る道なんですが、それでもセンターラインが無い区間もあって、ヘアピンコーナーでバスとすれ違う羽目になったりすると悲惨です(笑)
峠を抜けて民家が見えてくると、もう国道246号線は目と鼻の先。東名の秦野中井ICもすぐ近くです。
おわりに
特に途中で観光することもなく、ひたすらクネクネ走り続けるドライブコース、きっと楽しんで下さる人がいると信じてます!(笑)
ハンドル操作をしたくてウズウズしている人は、ぜひ行ってみてください♪