有名だけど、ドライブコースとしては一長一短のいろは坂
ドライブ好きじゃなかったとしても説明不要な観光地、日光いろは坂。
華厳滝へのアクセスルートですし、毎年紅葉シーズンになると大渋滞してニュースになりますよね。
もう一つの顔が、頭文字Dにも登場するワインディングとしての存在。
あらためて、動画にまとめてみました。
解説動画
上りと下り、合わせてきっちり3分で語ります。
基本情報:日光いろは坂とは
日光市の馬返しから中禅寺湖を結ぶ、片道8kmぐらいのワインディングで、上り下りの道がまったく別の場所を通っている、珍しい道です。
第1いろは坂が昔からある道で、中禅寺湖から日光に降りる片側1車線の道。
第2いろは坂が後から整備された、日光から中禅寺湖に上る道で、片側2車線あります。
第1いろは坂の特徴(中禅寺湖→日光)
昔からの道ですから、タイトコーナーと急勾配でなかなかスリリングで楽しい道で、頭文字Dに登場するのもこちら。
「インのまたイン」で有名ですが、あのポイントはガードレールが伸びているので、マネすると事故ります。
この道、道幅は広いんですけど追越し禁止なので、前を走る車にひっかかる可能性が高いです。大型バスに至っては、切り返しをしないと曲がりきれないこともあるようで、それに引っかかると完全にストップします。
紅葉シーズンに来ると、山を下りるだけで数時間かかるというのもムリもないですね。
第2いろは坂の特徴(日光→中禅寺湖)
一方の第2いろは坂は全線2車線あって、ヘアピンはたくさんありますが、下りほどのタイトコーナーではありません。なのでスムーズに走れますが、あんまり面白味はない道ですね。
ただ、上りの方が景色はいいですし、明智平の展望台やロープウェイなどもあるので、一緒に乗っている人はこっちの方が楽しめます。
いろは坂より面白い!?中禅寺湖スカイライン
いろは坂まで来たのなら、中禅寺湖スカイラインにも行っておきましょう!
いろは坂のようなヘアピンの連続ではなく、イイ感じのクネクネ道で、走っている車も少ないのでオススメです。ちょっと路面が悪いのが残念ですけどね。
途中にいくつかの展望台があり、いろは坂よりもきれいな景色を楽しめちゃったりします。
どうしても、いろは坂の渋滞にハマりたくないときは
中禅寺湖から東京方面に帰るときは、第1いろは坂を降りて日光道路に行くのが普通です。
しかし、観光シーズンでいろは坂が大渋滞すると、下山するだけで3~4時間かかることがあります。
そこまで時間をかけるぐらいなら、国道120号線をそのまま西に進み、関越道の沼田ICに行くという手もあります。
一般道で70km近く走ることになるので、2時間弱かかりますが、4時間待つよりはマシでしょう。
ただし、このルートは尾瀬からの帰り道と重なるので、尾瀬も混雑しているような時期は気を付けましょう。
まとめ
前の車に引っかかりさえしなければ、日光に降りていく第1いろは坂はなかなか面白い道ですが、なかなかそこまで空いていることはありません。
紅葉シーズンは論外ですが、週末でも午前中に降りるようなスケジュールを組めばスムーズに走れると思うので、どうしてもスイスイと走りたい方は試してみてください。
個人的には、ワインディングを楽しむのは中禅寺湖スカイラインに任せてしまうのがいいと思いますよ♪