富士スピードウェイでレース見物♪
土曜日は、AUTOCAR JAPAN FESTIVALを見に、静岡県の富士スピードウェイに行ってきました。
AUTOCARはイギリスの自動車雑誌で、輸入車専門誌という位置付けで日本語版も刊行されています。
その主催イベントということで、輸入車を中心としたサーキット走行会と、ブースの出展等が行われます。
朝、少しゆっくりめに出たために朝一番の走行は見ていませんが、到着と同時に始まったのが「スクーデリア・トロフィー」。
フェラーリによるレースです…出場車両はわずか7台でしたが(笑)
上は本気のレース車両である458チャレンジ。
老舗のフェラーリチューニングショップであるRSDのデモカーの458(ドライバーも元レーサーの切替選手)です。
他の参加車両は、430チャレンジ、360GTとレース仕様が半数を占める中、430スクーデリア、レース用とは言え時代遅れであることは否めない355チャレンジ、そして市販モデルのF355、という組み合わせです。
1分45秒で走る458と、2分20秒で走るF355の混走レースって…なんでこんなことになったんでしょう(笑)
スペシャルなフェラーリ「ラ・フェラーリ」
その後は展示会場に行ってみました。
選ばれし者でないと買う権利すら得られない特別モデル「スペチアーレ」の最新型です。
お値段は2億弱…だそうですが、そもそも買う権利を得るためには、正規ディーラーで数台のフェラーリを新車購入して、オーナーズクラブに入って、フェラーリ乗りとして恥ずかしくない振る舞いをしているような方でないとダメだとか…^^;
展示エリアにいたクルマ達
ラ・フェラーリが展示されていたピットの外には、レクサスLFAが。
そう、日本のあのレクサスが500台限定生産したスーパーカーで、お値段は3750万円。
2億の後に聞くとお買い得に感じてしまうし、あのスタイルの後に見ると普通のクルマに見えてしまいますが、すごい車なんですよ(笑)
会場内を巡っていると、とにかくルノーが多いです。
フランスの普通の自動車メーカーですが、日本では商用車カングーと、スポーツモデルの2つを柱とした販売戦略で日本での販売も好調。
大衆車市場では勝負をかけないという思い切った戦略ですが、その甲斐もあって「手が届く範囲の外車スポーツカー」といえばルノーというイメージが定着してきましたし、こういったサーキットイベントにも積極的です。
あとは、ロータス、アストンマーチン、アバルトがメーカーとして走行イベントを主催してました。
走りの方はルノーが元気♪
では、コースに戻りましょう。
先ほど見た、ラ・フェラーリが走ってきました!
2名乗車なので、助手席には選ばれし購入候補者の方が乗られているんですかね(笑)
続いてはルノーです。
メガーヌRSトロフィーRという、ルノーの市販モデルの中で最もレース仕様に設定された1台。
ドイツにある超難関サーキット「ニュルブルクリンク北コース」で、前輪駆動車最速記録となる7分54秒をマークしたモデルで、世界中のサーキットのFF車コースレコードを塗り替えに、道場破りをしていくプロジェクトが進行中です(笑)
もう1台のメガーヌRSと接近戦を演じながら、デモ走行を披露しました。
続いてはフォーミュラカーのタイムアタックです。
個人的には普通の形の車が好きなので、F1を含めフォーミュラーにはあまり興味はないのですが…。
中には往年のF1マシンも走っていたようで、好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。
自分もこのヘアピンでスピンしたことがあるので、なんとなく分かります…(-_-;)
でもフォーミュラカーですから、ミスをすると多分一瞬で制御不能になるんでしょうね…。
続いて、ルノースポールトロフィー。
ルノーのスポーツモデル限定の走行会なんですが、とにかく上手いこと売ってるので数が多いです(笑)
なので、ルーテシアやトゥインゴを中心とした200馬力以下のクラスと、メガーヌやルーテシアV6を中心としたハイパワー車の2クラス体制でで開催されました。
友人がトゥインゴRSで参加しているので、その見物&撮影が、今回見に来た最大の理由だったりします。
このゴルディーニのカラーリング、好きなんですよ~。
現行ルーテシア。この顔以外は本当に素晴らしいと思うんですが…。
とにかく顔がイマイチ好きになれないんですよね…(–;)
往年の名車、アルピーヌと最新のルーテシアの共演!
ルノー限定の走行なので、こういうのが見られるのは嬉しいですよね♪
どこかのショップが持ち込んでいたクリオ3のカップカー…。
ラップタイムが2分4秒って、このクラスのクルマのタイムとは思えません…速すぎます!
クリオ2のカップカーも参加してましたが、こちらも2分5秒。すごい…。
こちら、また往年のラリーの名車、5ターボ2。
フランス語読みで「サンクターボ」と呼ばれてます。
こんな形してますが、エンジンは後ろにあり、後部座席がないというクルマです!
続いて、ハイパワー車の走行枠。
最初にやってきたのが、メガーヌトロフィーV6!!
名前こそメガーヌですが、共通部品はライトだけとか、そんなレベルのレーシングカーです。
コレを見て、公道を走れると思う方はいないでしょうが…(笑)
ラップタイムは1分58秒ということで、上手い人が乗るポルシェ911あたりと同等のタイムですね。
そして、ルーテシアV6。
こちらは市販モデルですが、リアにエンジンを積んでいて、現代によみがえったサンクターボと言えます。
カッコイイですよね…次はこれにしようか…(笑)
もちろん、一番多く走っていたのはメガーヌRSです。
個人的には、日本で乗るにはちょっと大きすぎるかな…。
趣味車にはいいですが、日常の足としても使うには、ちょっと特殊なクルマと感じます。
紹介した以外にも、往年のレース車両で争うヒストリックカーレースなどもやっていたのですが、時間の都合もあり帰路につきました。
雑誌主催のイベントにしては、走行会以外のイベントがほとんどないので、正直退屈になる部分もあります。
なので、興味のあるクルマのイベントだけ見て、午後はアウトレットや山中湖…という楽しみ方もアリではないでしょうか♪