まず安くならない、人気の軽をサクッと安く買いましょう♪
今、ハスラーを検討中の皆さん!!!
買うとしたら少しでも安い方が良いですよね?値引きも渋いし、中古になっても値崩れしないので、少しでも安く買おうと思ってもなかなか難しい。
ところで、どうしてもスズキで買わなきゃダメですか?
実はハスラーのマツダ版(OEM)である「フレア クロスオーバー」の方が実際に4万円安く買えたんです!!
今回はハスラーとフレア クロスオーバーの違いを含めてこの2台の解説をしていきたいと思います。
両車の違いは、エンブレム・グレード構成・車両本体価格の3つだけ
スズキマークか、マツダマークかの違い
当たり前ですけど、スズキのハスラーにはスズキのマーク。フレア クロスオーバーはマツダ車なので、マツダのマークが着きます。
後ろに付いている車名のエンブレムも、それぞれの車名になります。外観の違いはそれだけです。
ハスラーの方がバリエーションは豊富
フレアクロスオーバーはOEM車なので、ハスラーに比べて選べるモデルバリエーションとカラーが少なくなります。
例えば、ハスラーが「X」「G」にターボ車と自然吸気エンジン車をそれぞれ用意し、それぞれに4WDモデルがあります。更には「A」という最廉価グレードにもFFと4WDモデルの設定があります。また「A」と「G」に関してはオートマ(CVT)以外にマニュアル車があります。つまり、バリエーションは全10グレード。
それに対してフレア クロスオーバーは全てオートマで、自然吸気エンジン車が2グレード、ターボエンジン車が1グレード。それぞれにFFと4WDの2種類があり、合計6グレードの展開です。
またボディカラーも、例えばターボエンジンモデルで比較すると、ハスラーが10色に対して、フレアクロスオーバーでは7色。
「ホワイトルーフ×キャンディピンクメタリック」、「ブラックルーフ×クリスタルホワイトパール」、「アーバンブラウンパールメタリック」の3色はハスラーでしか選べません。
ただ、フレアクロスオーバーでも2トーンルーフのモデルはありますし、7色から選べますから、これで十分ではないでしょうか。
フレアクロスオーバーは車両本体価格が32,400円高いけど、値引きで結局安くなる
同じクルマではありますが、車両本体価格で比べるとフレアクロスオーバーの方が、例えばターボエンジンモデルで+32,400円高いです。
グレード編成の違いやトランスミッションの違いもあり、純粋に価格帯だけを比較すると、ハスラーは1,078,920円~、フレア クロスオーバーは1,337,040円~となります。ですが、多くの人はマニュアルではなくオートマを買うでしょうから、オートマ同士で比較すると価格の差は3万円程度になります。
しかもこれは値引きで逆転し、フレア クロスオーバーの方が安くなります。
値引きはハスラーが約10万円、フレア クロスオーバーが約17万円
これは実際に私の知り合いが2015年夏に商談した結果です。今ではハスラーの値引きがもう少し大きくなったという話を聞きましたから、フレア クロスオーバーは更に値引きが期待できると考えられます。いずれにせよ価格差は約7万円。車両本体価格が3万円程高くても、実際の購入金額は4万円ほどフレア クロスオーバーの方が安いことになります。
ハスラーの長所は汚れに強いシート&トランクルーム
ここからはハスラー&フレア クロスオーバーのクルマとしての良いところと残念なところを、ライバルの軽自動車と比較しながら紹介します。
安全装備は平均レベル
今流行の自動ブレーキシステム「レーダーブレーキサポート」は一部のグレードを除き、ほぼ全グレードで標準装備です。誤発進抑制機能もついており、例えばホンダの「あんしんパッケージ」やダイハツの「スマートアシスト」と同等装備です。
ただし厳密には「スマートアシストⅡ」よりは機能的に少なく、例えば停車時に先行車の発進を知らせてくれる機能や車線逸脱警告機能などは付いておりません。
その他エマージェンシーストップランプやESP(横滑り防止機能)が付き、ライバルの軽自動車と比較すると「平均レベル」であります。
Sエネチャージにより、出だしがスムーズ!燃費は試乗車で13.2km/L
スズキの軽自動車が他社のそれと異なるのが「Sエネチャージ」と呼ばれる、簡易ハイブリッドシステムが自然吸気(=ターボじゃない)エンジンモデルに搭載されている点にあります。
これは発進後~加速時で最大30秒間モーターがアシストするものです。普通のハイブリッド車のようにモーターだけで走行はできませんが、一番燃料を食う加速時にアシストしてくれるので、燃費がよくなります。
発進時の出だしが力強さや、アイドリングストップからの再始動のスムーズさで、Sエネチャージの恩恵を実感できます。
気になる燃費ですが、カタログ値で32km/L、街乗りでストップ&ゴーが多い試乗車13.2km/Lでしたので、実燃費は20km/Lは超えるのではないでしょうか。
走行性能は軽としてはフツー、最近のダイハツ車には負ける
加速しようとアクセルを踏み込んでいくと、ちょうどモーターのアシスト域を超えたあたりからエンジンがうるさくなってくると共に、速度の乗りが悪いです。
またブレーキも奥でグッと効くタイプでコントロールはしにくいですし、コーナーではふわっと傾くのが気になります。
一昔前の軽自動車から比較すると良くはなっていますが、ライバルのダイハツでは新型「ムーヴ」以降、自然吸気エンジンの軽自動車でもエンジンが唸ることなくグイグイ走るようになりましたし、ブレーキはキッチリ効き、ロールもあまりしなくなりましたから、走行性能に関してはダイハツ車に負けるのは事実です。
最大のメリットは汚れに強いシート&ラゲッジルーム
今時の軽自動車において、収納が多いことや、後席シートが大きくスライドなんていうのは当たり前。
その中で、ハスラー(&フレア クロスオーバー)のアドバンテージは、水を弾きやすく汚れても簡単にふき取れる素材のシートと、汚れをふき取りやすいフロアのトランクルームが特徴です。
こんな特徴を備えているのは、ライバルではダイハツ「ウエイク」くらいで、アウトドアには持って来いの1台になっています。更には助手席シートバックを前に倒せばテーブルになったり、インパネボックスをテーブル代わりに使える機能があったり、トランクにシガーソケットが付いていたりと、アウトドアにフォーカスした際の使い勝手は抜群です。
使い勝手がよく、お洒落でお財布にも優しい軽自動車は、フレア クロスオーバーで決まり!
フレアクロスオーバーとハスラーの違い、ライバルモデルとの違いを復習しましょう。
フレア クロスオーバーとハスラーの違い
- フレア クロスオーバーはマニュアルが選べず、グレード展開やカラーがハスラーに比べて少ないが、売れ筋のツボは逃していない。
- ハスラーよりも値引きが多く、フレアクロスオーバーの方が約4万円お得。
ライバルとの違い
- 走行性能は最近のダイハツ車には負けるが、従来の軽ユーザーには不満が無いレベル
- 汚れに強いシートとラゲッジが特徴で、ボードや釣りなどアルトドア派には特に嬉しい
おすすめグレード:フレア クロスオーバーXG 2WD(1,337,040円)
フレア クロスオーバーは1,337,040円からとなっており、僕が買うならこの一番安いモデルです。その理由は…
- 最廉価グレードでも、ディスチャージヘッドランプやスマートキー、運転席シートヒーターなどが装備されており十分。
- 鉄チンホイールになるが、アルミホイールより汚れは目立たない。気に入らなければ社外アルミホイールを買えば済む。(このサイズなら上のグレード買うより安い)
- 年に1、2回ウインタースポーツするくらいなら4WDは不要
オプションはアウトドアの趣味に応じて。予算155万円、値引き約17万円
フレア クロスオーバーは、ナビやドアバイザー、マットなどの最低限の用品以外は基本的につけるべきオプションはありません。
アウトドア好きの方は、ディーラーオプションのカーテン&タープキットやラゲッジネット、ラゲッジボードなどを選んでください。
ナビやドアバイザーなどの最低限の装備を付け、値引きも含めて、155万円程度が目安です。17万円の現金値引きが難しくても、用品プレゼントを狙って頑張ってください。実際に出た実質値引き額ですから。
また、新古車を見つけることができれば、納期は一気に短縮・価格もグッと低い1台に出会えることがあります。
こちらのサイトでメーカー・車種名を入力し、備考欄に「新古車希望」と書いておけば、一般の中古車サイトに掲載される前の非公開情報から、新古車を探してもらうことができますよ。
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おまけ:マツダで買うもうひとつのメリット
今後、家族用のクルマを買い替える時、普通車も含めて選べるバリエーションはスズキよりマツダの方が幅広いです。
従ってフレア クロスオーバーを買う時にマツダ販売店と繋がりを作っておけば、今後の家族車をよりお得に買い替えることができるでしょう。
では、遊べる軽!フレア クロスオーバーで、浮いた4万円を使って旅行に出かけましょう♪
今の愛車を高く売って、購入予算を稼ぎましょう♪
「あと10万あれば、あのオプションに手が届くけど…さすがにこれ以上は無理。」
そう思っているあなた、諦めるのはまだ早い!
ディーラーに下取りなんかに出さずに、一括査定で一番高く買ってくれるお店に売れば良いんです!
ちょこっと手間は増えますけど、それで欲しいオプションが付けられれば、安いもんじゃないですか??