「運転の楽しさ」は「クルマの特性」が左右する!
『向かう途中も楽しもう♪』がテーマなこのブログですが、「運転の楽しさ」にはクルマの特性も大きく関わってくると思います♪
そして、趣味でしかクルマに乗らない僕は、大人数が乗れることやゴルフバッグが入ること、はたまた燃費など気にするはずもなく、ただ走らせる気持ちよさ(走行性能、ハンドリング、音など…)と、デザインでクルマを決めています♪
そうして選ばれた、アルファ147
ということで、今回はそんな条件で選ばれた愛車、アルファ147の紹介です!
…すいません、ただこの前の週末はドライブできなかったので、ちょうどいいネタが無いだけです(笑)
さて、このアルファは2014年9月13日に納車されました。
2006年式、走行48,635kmで、乗り出し80万円(税込)…結構お得じゃないですか?
グレードは2.0TI セレスピードです。
少し大人しめのクルマに乗りたくなって。
前車のプジョー206RCは、そのサイズと重さに対するパワー感が絶妙で、ワインディングでは面白いように向きが変わり、サーキットでも楽しめる素晴らしいクルマだったんですが、ちょっとサーキット用に乗り味を固くしすぎ、なのにサーキットにはあまりいかなくなったもので…(笑)
また柔らかくする方向にチューンすることも考えたのですが、それはそれでパーツ代や工賃はかかりますし、2年ちょっと乗ってヤレている部分も多いこと、また車検も近かったことから、もろもろで数十万はかかると判断し、だったら別のクルマに乗ろう…というわけで買い換えたのがこのクルマです。
決め手は、セミATのセレスピードを装備していることと、アルファの名機ツインスパークエンジンを積んだ最後のクルマであることでした。
以下、だいぶ熱の入った長文を書きます(笑)
クルマによほどのコダワリが無い限り、意味が分からないかもしれません(爆)
あ、でもセレスピードのクセというか特徴が気になってる方には、参考になると思います♪
決め手はセミAT「セレスピード」!
セミATとは、オートマとマニュアルのいいとこ取りをしたトランスミッションで…。
細かい話をすると、内部の構造はMTなのでAT特有のシフトチェンジのモタツキ感がないのに、クラッチはコンピュータが操作してくれるので、ペダルもなければ操作も不要、というものです。
車好きの方はマニュアル車好きであることも多く、前車の206RCもMTでした。
ですが、MT車でスポーティな走りをするためには欠かせない技術、「ヒール&トー」が僕には完璧に決められず…。
これは右足の前半分でブレーキを踏みながら、左足でクラッチを踏んでシフトダウンするタイミングに合わせ踵の右側でアクセルを踏み込むテクニックで、減速しながら回転数を合わせたシフトダウンをするわけですが、これがなかなか難しい^^;
気持ちの良いカーブの手前で右足の操作にどうしても意識が行ってしまい、その結果としてコーナリングそのもののリズムが崩れ、気持ち良く走れない…ってことになってしまうんです。
上手すぎるシフトダウン
その点、セレスピードのようなセミATであれば、パドルシフト一発で鮮やかなシフトダウン♪
これは気持ちいいですよ~!!
しっかりとエンジンを回している領域でのブレーキングからのシフトダウン、本当に見事です。
自動的にブリッピングをして回転数を合わせてくれるので、ギクシャク感はまったくありません。
なのに、シフトアップはヘタクソ(笑)
ただし、シフトアップはワンテンポ遅れるのと、街乗りではかなり意識してアクセル操作をしないと、結構ギクシャクします。
スムーズに走らせるためには、MT車を運転するつもりで、自分では操作できないクラッチが今どのような状態にあるのかを想像しながら走らせる必要があります。
具体的に言うと、発進時は半クラッチになるのでアクセルをそ~っと踏み込みこんでいき、クラッチが完全に繋がったことを感じ取ってからアクセルを踏み増していきます。
そして、シフトアップする時もアクセルを一瞬緩めて、タイミングを合わせてシフトアップ。
続いて、クラッチがまた繋がった時にエンジンブレーキがかからないように、アクセルをまたちょっと踏み増す。
これに慣れるには結構時間がかかります^^;
乗り始めてもうすぐ3ヶ月になりますが、まだまだ完璧とはいきません。
なお、シフト操作も全て自動化してくれるCITYモードというものもありますが、一度も使ったことがないので、よく分かりません(笑)
ちなみに、レッドゾーンは7000回転からですが、マニュアルモードにしていても6800回転ぐらいで強制的にシフトアップされます。
また、減速時も1000回転あたりを割り込むと強制シフトダウンされるので、エンストするようなことはありません^^