アルファロメオ伝統のツインスパークエンジン
購入の決め手のもうひとつは、ツインスパークエンジン!
…とか言いつつ、ツインスパークの構造や原理はよく分かってないんですけど…とりあえず1気筒に対してスパークプラグが2個付いてることだけ知ってます(笑)
とにかく、高回転まで気持ちよく回りきるエンジンです。
「ウオォォォ~ン!」と独特の音を響かせながら回転を上げていくのは気持ちいいですよ~。
そこにセレスピードによる鋭いブリッピングの音が入ると、快感そのものです♪
軽くはないけど、鋭いコーナリング
さて、走りの感覚についてですが…冒頭にも書いたとおり、206RCほどの軽快感はありません。
車重が2割増しで、馬力もトルクも1割減ですから当然ですよね。
ただ、コーナリング性能は決して悪くなく、ブレーキング→ブレーキを戻しながら徐々にハンドルを切ってターンイン、という操作をしていくなかで、最後に拳1個分だけクイっとハンドルを切り足すと、スパッと向きが変わります。
206RCだとブレーキを抜いてタックインでリアを飛ばして強引に向きを変えていたような時でも、しっかり踏ん張って曲がってくれます。
これはサスペンションがフロントにダブルウィッシュボーン、リアもストラットという贅沢な脚回りの効果でしょうか。
もっとも自分の場合、206RCにはサーキット用のハイグリップタイヤであるDIREZZA ZII、147にはミシュランのPilot Sport 3という「ちょっといい普通のタイヤ」なので、タイヤの差が大きいため単純比較は乱暴かもしれません。
ただ、タイヤのレベルが落ちていてもしっかり走れるということは、コーナリング性能は決して悪くないんだと思います。
最近はサーキットもご無沙汰なので、ワインディングを楽しめつつも、普段使いでもまったく不自由しないことを意識して乗っていこうと考えています。
アクセルを踏みこみ、4000回転を越えたあたりから快音を奏でてグングン加速していく気分にさせてくれますが、実際は大したパワーがないのでそれほどスピードが出ていないという、ある意味お得なクルマです(笑)
故障は大丈夫?
アルファロメオと言えば「故障」というキーワードが人気ですが…。
大した問題ではないものの、納車2ヶ月で以下の現象が起きています。
- バッテリーの突然死
アルファに限らず、これまで乗ってきたR34スカイライン、プジョー206もありましたが^^; - リアワイパーが勝手に作動
上記のバッテリー突然死の直前のドライブだったので、その予兆ですかね。 - トリップメーターがずっと点滅している
納車時からでしたが、原因不明。特に影響も無いので放置です(笑)
バッテリー突然死なんてものを恐れていたら中古車なんて乗らない方がいいですし、その他のトラブルは別にクルマが動かなくなるような話ではないので、トラブルとすら感じなくなってます(爆)
コメント
楽しく見るだけでなく、非常に為になる情報ありがとうございます。
今とても関心のあるアルファ147なのですが、比較的短い期間で降りられた理由はなんでしょうか?
値段も手頃で、エンジンが気持ちよいMT車を考えると、147、ビート、206などが候補です。
ちなみに、206の2000ccの音を褒める人は少ないと思うのですが、206の音はどう感じましたか?
ドライブ好きさん、こんにちは。
お役に立てたようで何よりです、ありがとうございます!
僕がアルファを降りた理由は「重かったから」、これに尽きます。
走り自体は決して悪くないのですが、タイトなワインディングをヒョイヒョイ駆け抜けるには1330kgという車重はちょっと重すぎました。
MTをご希望なら軽さの145、音の155(V6の方)なんかもアリじゃないでしょうか?
206については、僕の場合206RCですが、思いの外いい音が出て驚きました。
元々、純正オプションのプジョースポールマフラー(フジツボ製)が付いていたのですが、これにK&Nの剥き出しエアクリを付けたところ、なぜか吸気音はあまり変わらず、代わりに排気音がカッコよくなるという現象が起きました(笑)
参考になるか分かりませんが、その状態で富士スピードウェイを走行した時の動画がありますので、よろしければご覧になってみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=rgRE3Xc0o2I