初代ユーノスロードスター(NA8C シリーズ2)を購入しました!
2週間前の話になりますが、僕の4台目となる愛車、ユーノスロードスターを購入しました♪
平成8年式のVRリミテッド コンビネーションBという、濃緑のメタリック塗装がされた限定車です。
東京都江戸川区にあるロードスター専門店「カーメイク コーンズ」さんで購入。
これまで乗ってきた3台はいずれも10年落ちぐらいのクルマでしたが、今回は19年落ち、トラクションコントロールのような電子制御は当然なし、それどころかエアバッグやABSすら付いていないクルマを購入したのは初めてです^^;
新型ロードスター 1日試乗キャンペーン実施中!
関東マツダ全店で、ロードスターの1日乗りホーダイキャンペーンが実施されています!
平日限定ですが、気になる方は要チェックです!
実際にこのキャンペーンを利用して、丸1日ワインディングを走りまくった試乗記も書きました♪
スペック
せっかくなので、話題のNDと比較しちゃいます♪(笑)
エンジン
ND | NA | |
---|---|---|
エンジン名 | SKYACTIV-G | BP-ZE |
排気量 | 1,496cc | 1,839cc |
圧縮比 | 13 | 9 |
最高出力 | 131ps/7,000rpm | 130ps/6,500rpm |
最大トルク | 15.3kgm/4,800rpm | 16.0kgm/4,500rpm |
寸法・車重
ND | NA | 差 | |
---|---|---|---|
全長(mm) | 3,915 | 3,955 | -40 |
全幅(mm) | 1,735 | 1,675 | +60 |
全高(mm) | 1,235 | 1,235 | ±0 |
ホイールベース | 2,310 | 2,265 | +45 |
重量(kg) | 990 | 1,000 | -10 |
クルマを乗り換える度にローパワーになっていき、280馬力→177馬力→150馬力→130馬力と、順当に落ちていってますね(笑)
メンテナンス箇所
もともとコーンズさんで点検整備を何度か受けていた個体だったので程度は良い方ですが、いくつか修理した箇所・要修理箇所がありました。
ラジエーター
低年式のロードスターの定番ですが、ラジエーター上部が樹脂製で、ここが劣化すると茶色く変色し、そこが割れて冷却水漏れを起こします。
この個体もやはり茶色くなっていたので、納車前に交換。
同時に一部の配管も取り替え、部品代・工賃で約5万円でした。
ソフトトップ(幌)
この個体はハードトップが装着されており、「なら幌もきれいかな~」と思いきや、「幌がダメになったからハードトップにした」というパターンだったようです(笑)
ビニール製のリアスクリーンは破れていて茶色く変色しており、幌そのものも結構痛んでおり、交換必須な状況。
とはいえ、ガラス窓がついた新品のNB純正幌は、工賃も合わせると20万円コース。
とりあえずはハードトップでしばらく乗って、その間に優先度の高い要修理部分が出てこなければ、交換しようと思っています。
ロードスターは、やっぱりオープンで乗りたいですからね♪
走らせてみた感想
納車されてから約1,200km走行し、ドライビングパレット那須でのスポーツ走行もしてきまして、その感想です。
素晴らしいハンドリング
いやぁ、このクイックな回頭性には本当に驚きました。
納車されてから自宅に帰っていく時は、電子制御もなく、久々のFR車なのでかなり慎重に走らせていて、その時はまったく分からなかったのですが、交差点で意図的にクイックにハンドルを切ってみたら、一瞬の間もおかずにスルっと向きを変えるんです!
かなり軽やかな走りをしてくれた2台目の愛車、プジョー206RCでもあのようにはいきません。
仮にFF車で、あの勢いで向きが変わったら、そのままスピンするじゃないのかと思ってカウンターを当てようかと思うレベルです。
スポーツ走行をしてみて
ロードスターの挙動を知るために、ドライビングパレット那須で走行してきました。
ここは一言で言うと「コースの線が書いてある広場」で、以下のようなメリットがあります。
- ぶつかるものがほとんど無く、クルマを壊すリスクが低い
- コースの線が地面に描かれているので、広場にありがちな「どこを走ればいいのか分からない」ということが起きにくい
こちらが実際の走行動画です♪
僕はこれまでの愛車でもサーキット走行を楽しんできましたが…間違いなく、一番走らせて楽しかったのがロードスターです。
最大の理由は「よく曲がること」
これまで乗ってきたクルマは、コーナリングは常にアンダーステアとの戦いでした。
フルブレーキ状態→ブレーキを緩めながら→徐々にハンドルを切り込んでいく、一連の流れが噛み合って初めて気持ちよく曲がる感じで、タイミングがズレるとタイヤをこじらせながら強引に曲がる感じになります。
今までは成功率は6割といったところでしたが、ロードスターで同じ操作をすると、ほぼ100%の確率でリアがいい具合に流れて向きが変わる!そして、行きたい方向に向けてハンドルを戻していけば大きなカウンターを当てることもなく立ち上がる…。
クルマに助けられている面もあるとは思いますが、少なくとも同じ操作でこうも違う結果が出るので、すごく楽しかったです♪
VSC(横滑り防止装置)やABSはありませんが、よく曲がる割に姿勢変化は穏やかで、少なくとも最大80km/h程度の速度域では恐怖感はありませんでした。
意外なほど運転しやすい
そんなクイックなハンドリング特性にも関わらず、普通に走る分にはとても運転しやすいです。
視線はかなり低いですが、車両感覚は掴みやすく、特にリトラクタブルライトを上げるとボディの端がどの辺なのかがすぐに分かって便利ですね(笑)
また、これまで乗ったMT車の中でも、初乗りで一番運転しやすいクルマでした。
加速も意外といいが、エンジンの回りはイマイチ
ロードスターはスピードを出さなくても楽しいクルマというイメージでしたが、軽量なためか加速もなかなか速いと感じます。
もしかすると、低い視線で速く感じてるだけかもしれませんけど(笑)
ただ、高回転まで引っ張っていこうとしても5,000回転ぐらいから先は回転が重く、手前でシフトアップしてしまってもいいような気がします。
デメリット
後輪の突き上げが痛い
これはドライバーのすぐ後ろに後輪があるのである程度は仕方がないのかもしれません。
タイヤや足回りのセッティングにより大きく変わるので一概には言えませんが、路面が悪い時の後輪の突き上げがモロに伝わってくる気がします。
前オーナーがTEINの車高調(STREET FLEX)を入れてますが、装着後1.5万kmほどの走行なので、ダンパーがへたっているとは考えにくいです。
あとは15インチホイールに195/50R15のタイヤを組み合わせているので、ベーシックグレードの純正サイズ、185/60R14にすれば改善するかもしれません。
ヒジがパワーウィンドウスイッチに当たる
一度だけですが、シフトダウンする時に窓が全開になって、何かが故障したのかと思いました(笑)
シートを前に出し気味にしたレーシーなポジションを取ると、ちょうど左肘がパワーウィンドウスイッチのあたりに置かれることとなり、ちょっとした動きでスイッチを押してしまうようです。
あまりに頻発するようなら、コンソールの移設キットを買って位置を変えたいと思います。
リモコン式ドアロックがない
今時のクルマには当たり前の、キーレスエントリー。ロードスターの時代は、上級グレードの贅沢装備でした(笑)
もっとも、後付け式の社外品が販売されており、僕が購入した個体にも前オーナーが装着していたのでラッキーでした♪
ヘッドライトを点灯するのが面倒(←解決)
NAロードスターのヘッドライトは、懐かしのリトラクタブルライト。
これを上げる(開く)ためのスイッチが、ハザードスイッチの下に付いています。
一方で、ヘッドライトのスイッチは普通のクルマと同じ、ハンドル右側のウィンカーレバーの先を回すタイプ。
つまり、ライトを上げる→点灯する、という動作で両手を使わないといけない…。
と思っていたら、ライトが閉じている状態でヘッドライトをオンにすると、勝手にライトも上がるんですね(笑)
後日、コーンズのメカニックの方に伺ったところ、初期モデルのNA6CEからこの機能はついていたそうです^^;
また、NA8Cシリーズ2では、パッシングの時も自動的にリトラクタブルライトも開閉するそうです。
チューニング・追加パーツ
エンジンや足回りのチューニングなどはまだしていませんが、買い替えに合わせてカーナビ・ドラレコ・レーダー探知機を新調し、シートやステアリングも取り替えたのでご紹介します。
いくつかのパーツは、別途ページを設けて紹介しているので、そちらへのリンクを張っておきますね。
一部、購入検討時の記事から更新されていないモノもありますが…おいおい更新していきます^^;
カーナビ:Pioneer 楽ナビ AVIC-MRP600
ドラレコ:Vico Marcus 4
レーダー探知機:セルスター AR-212EA
オーディオ:Pioneer MVH-3100
ちなみに、NA8Cシリーズ2に適合する取り付けキットはこちらです。
シート:RECARO RS-G CL ASM Limited
最初の愛車であるスカイラインに装着したRECAROのフルバケットシート、RS-G CL ASM Limitedも4度目の載せ替えとなりました。
レカロシート専門店のASM Yokohamaでの購入時、一般的なファブリック生地のRS-Gの倍の値段がするレザー/アルカンターラ張りのRS-G CLをオススメされ、ついつい買ってしまったわけですが、たしかに多少のスレはあるものの、レザーならではの耐久性でまだまだ使えそうな感じです!
シートレールはJURANのRZ-Hで、取付前にはショルダー部分とドア内装が干渉するかもしれないと言われましたが、装着してみると1cmほどの余裕があり、特に加工は必要ありませんでした。
ただ、シートセンターとステアリングセンターが3cm程度ズレており、シートをより車体中心側にオフセットさせれば合うのですが、すると今度はペダルとの位置関係が変わってしまうので、難しいところです。ズレた状態でもスポーツ走行はできたので、大きな問題ではないと思いますが…。
ステアリング:NARDI GARA3
プジョー206RCに乗っていた頃、ハンドルを手前に出したいがために購入しました。
今や絶版となっているNARDIのGARA3、SPORTS TYPE Bです。
クラシカルなコーン型のステアリングはあまり好みではなく、かといってMOMOの太いハンドルも合わない自分にとっては最適の1本でした♪
そもそもエアバッグがオプション設定のユーノスロードスター、標準でNARDIのステアリングがついているモデルもありますので、ボスを交換したりエアバッグキャンセラーを取り付けたりといった作業は不要です。
納車2週間の感想…「人馬一体」は真実!
今のところ、街乗りでもスポーツ走行でも、とても楽しいです♪
よく言われる「ゴーカート感覚」は言い過ぎだと思いますが、これまで乗ったクルマと比べれば「人馬一体」であることは確かです!
どんどん乗り換え周期が短くなっている僕ですが、パーツも豊富なロードスター、長く乗っていきたいと思ってます♪
コメント
ご無沙汰です。ガレージの済に以前ホンダCRXデルソルにはいていたスタッドレス(195/50-15)を見つけました。20年近くたっていますのでホイールだけと装着したところ、半分ほどエアが残っていたので近所のガソスタでチャージ。試しに慣らしのように走ったら使えそう。今回雪が積もったので会社の駐車場でカウンターステア、ドーナッツターンなど遊んでわかったこと。ピレリはすごい。ちゃんとアイスバーンでもグリップしてます。
思いもしなかったプレゼント。思えばエリーゼにはいていた横浜タイヤも8年を超えトレッドも十分あったのに交換してしまいました。もっと仕えたのかも!最近ケーブルTVで車関係の番組見て思いますが、数十年稼働しなかったエンジンでもバッテリー交換しセルが回り、キャブに生ガス吹き込むと生き返ることがあります。昔授業でオイルは1週間で落ち、さびが発生すると習いましたが、違ったようです。友人のイタ車などもキルスイッチで数カ月乗らないようですが、心配ないようです。
ドライではアンダーパワーですが、スノードライブではパワフルで楽しい。素直にパワードリフト出来るし、コントローラブルです。
ヤフーショップで安いソフトトップ(タンカラーでプラスチックウインドウが付いているもので、3年は使えるとの話です。)買いました。少し暖かくなったら2日ほどかけて張り替えるつもりです。またご報告いたします。
杉山さん、こんにちは。
20年前のスタッドレスですか!?
とりあえず試して走れたことはすごいとは思いますが、さすがに買い換えた方が良いと思いますよ^^;
なんでもないところでバーストとかしたら目も当てられませんから…。
ソフトトップはまだリフレッシュされてなかったんですね。良い買い物ができて良かったですね。
ソフトトップ交換しました。ネットで見ながらなんとか出来ました。今日は雨なので漏れのテスト中です。参考にしたのがNBのもので若干異なるとこがあったり、購入したリベット工具が故障したりで車体から取り外しに2時間、骨組みから取り外し1時間、骨組みに取り付け1時間、車体に取り付け1.5時間を3日間かけ、車体から移動、また設置には家族に手伝ってもらい、後部水はけ用パーツは割れがひどいため廃棄し、シリコンで対応しました。
変な体位で筋肉痛があります。電動ドライバー、ボックスレンチなどがあるとらくです。以前100均で買った「50CMくらいの先に爪がついた物拾い」もワイヤーを幌の中を通すとき便利でした。外注では4~5万円かかるようで、一人で頑張りました。最後は閉まらず後部取り付けボルトを緩め、骨を押し上げ、ロックしてから、再度締め上げ完了でした。
追伸 今日はNAで出勤。早速Aピラーあたりから雨漏れ、早急にゴム下レールを外側にリセットします。他は心配したほどではなかったです。
幌交換お疲れ様です。
幌だけならまだしも、シール類もそのまま使うのか、滅多に無い機会なので全て新品交換するのか…などと考えると悩みますよね。
結局、僕は未だに幌を直していませんが、やるとすれば全てのシール類も含めて新品交換して外注、総額20万コースを覚悟しています。
ご無沙汰です。一通りショック・パッド交換が終わり通勤で楽しんでいます。カヤバショックを慣らし中ですがロードスター本体のレイアウト・重量配分などの良さから大きな変化が感じられません。逆にいろんなとこから音が出始めたようです。乗り心地も悪くなったような!燃費は12KM/Lぐらいで落ち着いています。これからハードトップを塗りなおそうと同色かアイボリーと思い、自分でダメージ部を治しています。きれいに仕上がるかどうか?ちなみに知り合いプロのところでの見積もりは5万円でした。天気の良い日が続きオープン・リアウインドウオープンなどやっていますが、巻き込みも結構あり、ネックウオーマーが必需と思いました。エリで以前首が冷えすぎ手が上がらなくなり、治癒に半年ほどかかりました。気温の低い時のオープン時は気をつけましょう。
なるほど~。
もともとよくお手入れされてましたから、もしかするとショックもパッドもそれほどヘタってなかったのかもしれませんね。決して剛性が高いクルマとは言えませんから、足回りがカッチリした分が他に回っている可能性もありますね。僕の方は、未だに幌修理ができずにおります(笑)
せめてハードトップが1人で脱着できれば、絶対に雨が降らない日にオープンで出かけちゃうんですが…厳しいですね^^;
プラグ・コード交換後初給油。12KM/Lおもに通勤でエリは14KM/Lですから重い分しょうがないかも。流せば15KM/L超えるかも。交換後は軽くレスポンスも良くなったように感じます。コードはNGKの安いもの。プラグはデンソーイリジューム。コード交換時はあわて者でアウト側のチェックをしなかったため、マツダデイーラーへ電話。快く調べてくれました。今週はショック・パッド交換予定です。
久しぶりの雨で修理後の窓から雨漏れ、ロックはずしてトップを押しなおしロックで解決でした。しばらく乗っていなかったようで、だんだん軽く速くなってきたようです。他の車も週一では動かすようにしていますが、こちらは雪が降るため、積雪時はエンジン掛けるだけのときもあります。
杉山さん、こんばんは。
相変わらず、丁寧に乗られていますね。僕は市街地でストップ&ゴーを繰り返すような走りはほとんどしていないにも関わらず、平均燃費が11km/Lですから、メンテと乗り方がとても丁寧なんだと思います。
幸い、雨漏りに遭ったことはありませんが、豪雨の中で走行中にエアコンの吹出口から水滴が飛んできたことならありました(笑)